
今は久里浜港から高速ジェット船が出ている。東海汽船のセブンアイランド夢が当日の使用船だ。小さいようだがこれで、300人くらい乗れる。東京から大島に向う船が久里浜港に寄港するのだ。波は穏やか、空は快晴・・・言うことのない天気だった。時速80kmくらい出るので「高速」と称しているわけだが、普通の客船は30~40kmくらいしか出ないのだから、あっという間に追い抜いていく。波が静かということもあったが、約1時間の「非常に」快適な航海だった。以前に乗ったことのある高速夜行バスより揺れが少ないのではないかと思う。どういう方法か知らないけどジェット船はかなり浮き上がって走るので、船体部分はほとんど波が当たらないようになっている。つまり低速になったときのほうが揺れ、振動が大きいのだ。減速するたびに「揺れがある恐れがあるのでシートベルトをしてください、トイレは使えません」と案内放送がある。しかし、当日は波が静かだったので、ずっと揺れなかったけど・・。
ちょうど速度表示のあるところの後ろの席(全席指定席)だったので、ちらちら表示を見ていたが、どうも75km/hを安全巡航速度として操縦しているようで、80km/hに達することはなかった。しかし、船って、どうやって速度を測定しているのだろうか? 自動車の場合は車輪(駆動系)の回転速度から換算しているけど、船のプロペラは滑って(?)いるからなぁ・・。水や空気の流速を測れば何とかなりそうだが、相対速度になってしまうなぁ・・。
つづく