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イメージ 2今日は、難聴と補聴器に関して二つの経験をした。
一つはブログでのお付き合いをしている重度難聴者のRさんの話。Rさんは聴覚神経の異常(感音性難聴)によるもので、音をかすかに感じることはできても言語は理解できない。人口内耳(音声を電気信号化して神経に印加)手術すれば可能性があるものの、心臓病との関係でいまのところ無理らしい。私が昨夜「重度難聴者にも対応」という商品をネットで見つけたので情報を伝えたところ、Rさんはさっそく直接出かけて、試聴してきた。結果は残念ながら「言語理解できず」。残念!
補聴器というのは基本的に「マイクで集音」「アンプで増幅」「スピーカで聴覚を刺激」という構成になっている。増幅しすぎると、やかましくて駄目になるので限界がある。この商品は、具体的にどうやっているのかは不明だが、大きい音は抑制して小さい音だけ増幅するらしい。しかし、これでも駄目だったということは、「音量の問題ではない」ということのようだ。「音圧ではなくて聴覚神経を刺激する手段」を探すべきか・・・人口内耳が最も典型的な解ではあるが、代替できる方法はないのか?
もう一つは、私の義父の難聴。単なる老人性の難聴と思っていたのだが、最近確認したところでは、鼓膜に重大な障害がある。一方の鼓膜はほとんど失われ、他方も穴が開いているらしい。つまり典型的な伝導性難聴だ。顔を見ながら近くで話をする分には通じているが、後ろから普通に話しかけたのでは反応がない。軽度というより中度の難聴のようだ。これまで軽度用の耳穴式を購入していたが、不満があって使っていなかった。私の推理では、一体型であるがゆえに、ボリウムを上げるとハウリングを起しやすく、歯音などを拾いやすく、難聴が進んでいるのでボリウムを下げると聞こえない・・ということのようだ。そこで、今日は直接会って、写真の「骨伝導タイプ」を使う気があるかどうか聞いてみた。結論は後日。
これは骨伝導で鼓膜はバイパスして直接内耳に振動が伝わるので、伝導性難聴にはいいはずだ。しかし、ヘッドホンのようなものかイヤホーンのようなものをつけて、アンプをぶら下げなければならないという難点がある。その辺のところを義父がどう判断するかにかかっていて、使う気になればプレゼントしようと思っている。これはコメカミに当てて使うもので、軽・中度難聴者用とされている。

出来事(1月26日~28日)
生活:予定の仕事は一段落。しばらく新左衛門に力を入れようかな・・・。
運動:何もなし。明後日はゴルフの予定。Wiiはまだ修理から帰ってこない。
園芸:そろそろ芝生の手入れの準備をしなくちゃ・・・。