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久里浜街道はほとんどが国道134号線だが、開国橋から夫婦橋の間数百mは県道211号線だ。夫婦橋の歴史は古そうだ。江戸時代は万治年間に砂村新左衛門という人がこの橋を作ったと言われる。平作川は「暴れ川」の異名もあり、毎年のように氾濫を繰返し、橋は架けても架けても流されたそうだ。そこで村娘を人柱にしたらやっと治まったという話もあるが本当かどうか・・。夫婦が人柱になったから夫婦橋という名になったということを言う人もいるが、こちらは単なる間違いのようだ。絵(明治時代)にあるように、昔は中州があって、二つの橋が架けられ、その姿が寄り添う夫婦のようだからというのが本筋だ。

当時の夫婦橋は今より上流にあったらしい。1667年の架橋は当時の内川新田の開発に当たり、潮の逆流を止めるためのもの(汐止め、樋?)だったというが、明治時代の絵にはそういう雰囲気はない。昭和24年にはコンクリート橋に生まれ変わるが、今の橋は平成8年に架け替えたものだ。ここは「神奈川の橋百選」、「横須賀風物百選」にも選ばれているが、今はもうそういう情緒はあまり感じられない。

写真では国道134号線が左からやってきて、右折して手前野比、三浦海岸方向に進む。正面右は浦賀方面に進む県道210号線、右は県道211号線だ。県道210号線が「浦賀港久里浜停車場線」、211号線が「久里浜港久里浜停車場線」という名前だが、停車場とは古めかしい・・。駅のことかなあ・・・それとも「たそがれ横丁」の看板がこちらを向いているのだから、この交差点のバス停を指していたのかなあ。

ここは釣り船基地でもある(久里浜港にも多い)。「みのすけ丸」「やまてん丸」「山下丸」の看板が見られる。一度も乗ったことがない。釣り好きからは「もったいない」と言われる環境だが・・。

出来事(12月4日~5日)
ゴルフ:お休み
生活:特別なし(確定申告の準備やら、リフォームのメールやり取りやら)・・。そうそう、最宝寺に行ってきた。どうってことない寺だが、裏山が野比海岸が見渡せる墓苑になっている。どうも、ここから「花の国」方向野比海岸北端に向かって「北武断層」が走っていて、どうも線上にあるらしい・・。
園芸:水撒き・・・。
仕事:依然としてリスタートせず・・。本日はN社で打合わせがあるので、それが終わったら再開しよう。