さほどのことも
 

さにあらず
 

されども
 

さしたることなく
 

差し障りもなく



正直者が罪背負い
 

正気のご沙汰も金次第
 

性懲りもなく
 

したたか者だけ
 

凌げる世



統べる者
 

すり寄る者ども
 

すべからく
 

過ぎにし方へ
 

捨てられる



世間の
 

せせら笑いが
 

背に代える臓腹にもなく
 

急いてし損じ
 

せめぎ合い



粗忽者
 

誹りられようとも
 

素知らぬ顔して
 

その身を賭して
 

注いでみるまでのこと故