自分の信じるものを壊されても
自分の信じることを蔑まされても
自分の信じる言葉を燃やされても
そんなことは
些細なことなのに
なのに
憤りに我を忘れ
怒りに打ち震え
仕返しのことしか考えられなくなる
もしかすると
迷える者へ誘惑かもしれない
目を覚まさせるために試練かもしれない
揺るぎない思いを確かめる術なのかもしれない
なのに
そのことには気が付く気配はない
いつまでも救われないことに苛立ち
探していた口実にほくそ笑み
反撃の言い訳として使い
それが何になるのかさえ頭をよぎることもなく
ただ不安を置き換えて
誤魔化しているだけだと言うことにも気づきもしない
何故あなたはそうなのか
いつもあなたをご覧になっている
いつもあなたの側にいらっしゃるのに
それなのに
あなたは目をそらしよそ見ばかりするのか
あなたはどうして感じようとしないのか
内なる側(そば)にいつもおられるというのに
いつまで外の世界にばかり目を奪われているのか