止まない雨はないと言われても


今この身に降る雨の冷たさに


わずかに残る温もりさえ


いとも容易く消えていく



嵐はいずれ過ぎていくと諭されても


頬打つ風の強さに


わずかに残る気力さえ


失われていく気がしてくる



明けぬ夜はないと慰められても


闇に足を取られるかのように


その深さにたじろぐばかり



それでも春が来るのなら


それでも陽が差す時が来るのなら


それでもまた笑える時が訪れるなら、と