晩夏など全くなく夏ー(谷岡ヤスジ風)から突然秋になりました。
秋は花粉症もないし何よりも暑くない。
オレ、暑いのが嫌いなんです。
酷暑くらいならむしろ極寒の方がいい。
といってもジブチかシベリアの二者選択を迫られても困ります。

すすきや団子を飾って縁側で月見をする、なんて習慣はオレが
まだ子どもの頃にはあったのですよ。

それはそれとして。

いちど態度をはっきりさせとかないといけない案件があり
ここでしっかり謳っておきたいと思います。

脱原発問題について。

今すぐにも原子炉を停止しろ
賠償請求にすぐに応じろ
今も避難生活を余儀なくされている方々を速やかに戻せ
東電ファック

実はそんな性急なことなどと言ったことはありません。
(東電ファックなT-SHIRTSは着ますが)
被災されているみなさまには物資、義援金の調達はやってますが。

リンクにも掲載していますが自分の目的及び願いはだだひとつ。

「子どもを助けよう:」

の一点に絞っています。

「子どもは未来の宝」などと通り一遍のことを考えているのでは
なく、只只いま現在危機にさらされている子ども達を守りたいと
いうことだけなのです。
自分に子どもがいるから。
それもそうです。

が、それよりも怒りを思えているのは世間の無関心。
無知=無関心。
相変わらずみなさんはTVを観てますね。
TVニュース発表の「本日の線量情報」の数値を確認しますね。

あんなのは全然違います。メデイア操作の悪例の一旦だとさえ
思ってます。民放にはもっと巨悪が潜んでますけどね。

オレは毎日線量計を持って至る所を計測してます。
TV(民放は論外として主に国営放送の)の0.05 μSv/h
(マイクロシーベルト/毎時)などという呑気な数値は
ほとんど見たことがありません。
ウチは渋谷区のマンション住まいで廻りに大きな建物も
なく風通しが良い立地ですが部屋でさえ0.16~17μSv/h
平均です。
当初国が定めた年間被爆量の上限1mSv/h はこのぶんで
行くと4ヶ月もすれば超えてしまいます。
『【訂正】指摘がありまして、桁を間違えてました。
一年間の被爆量は 0.17μSv/h ×24(時間)×30(一ヶ月)
×12(ヶ月)=約1469μSv/h =1.47mSv
でした(10/12追記)』
つぎから次へと御用学者達は数値のマジックで「安心」
を謳ってますが、5年後果たして10年後、さらには次世代
を引き継ぐ将来に対して責任が取れますか?

以前オウム真理教の事件の時に「いかにオウムは安全か」
というような宗教学者を海外から呼び寄せて記者会見を
したのを覚えてますか?
あれと一緒です。

脱原発、原発のない社会は理想だけれど、さらに言うと
原発無くしては経済の衰退に及び国そのもののポテンシャル
が落ちてしまうというような話も聞きますが、その前に
子ども達を死の灰に晒しておいたままの復興って何なんで
しょうか。

被災地への支援は続いてます。永続的に続けるつもりです。

しかし今回は淡路阪神大震災のときと状況が違います。

脱原発に特化するつもりもありません。

自分の今の立ち位置(レゾンデートル)は一刻も早く子ども達
を守ること。守れるような地域づくりの啓発、そして死の灰に
晒されている福島の子ども達を早急に避難させることです。

原発依存社会からの脱却はそのあとでいいとさえ思ってます。



先日、逮捕者もでてしまった新宿のデモに参加しました。
「素人の乱」主催のサウンドデモカーに乗りDJもしました。

そこで一番深く思ったことは道路側を行進しているデモ隊と、
路上で見ていて写メを録っている、または全く我関せずの
人たちとの温度差でした。敵が誰かがはっきり分かった、

デモ途中でトイレを借りる為に汗だくで駆け込んだ某デパート
では日常と全く変わらぬ買い物風景が広がっていました。
妊婦さんも居たし家族連れもいました。

そこでもやはり痛感したのは我々の敵は国でも東電でもなく
世間の無関心なんだということでした。

言わず、見ざる、聞かざる、に関してははまだ救いがあります。
みなさん食って行く為に立場上関われない方が沢山いることも
知ってますし、ツイッターなどを見てもそういった話題には
むしろ触れず、といったスタンスも理解できるつもりです。

しかし大多数の方は「まーだそんなこといってるの?」
という方が多いように見受けられます。

終わってないんだっての。むしろこれからが正念場なのですよ。

仮にお子さんが居たとして、通常ならありえない甲状腺がんなど
にかかったとしたらどうしますか?そこから国に賠償を求めたり
御用学者を追求しますか?

遅いです、それじゃあ。

つまり、常にこの問題に関して気をつけなければいけないという
ことです。大手食品会社の産地が分からないような牛乳を避ける
とか、学校給食の素材の産地提供を求めるとか、そういうことで
構わないと思います。
5年後10年後に後悔せぬよう今は最善を尽くす時期なんだと思う。

デモでは「原発反対」のシュプレヒコールの中、しみじみ同僚で
あるECDに感動したりしてましたが、オレは決して急進的な
「反原発論者」ではありません。緩やかに自然エネルギーに移行
していって欲しいとは思ってますが、いまは「悔い」を残さ
ないように子ども達の為に戦う時代だと思って参加しました。

オレの立ち位置はいまここから始まっています。