楽器店で大人買いしてしまった、電池でも使えるアンプを、昨日は電車で新宿から家まで持ち帰った。

重さ約8㌔、みかん箱近い大きさなので、
東急ハンズでキャリーカートでも買ってゴロゴロ転がすか、
とも考えたが、まあ持って帰るか、と思い、
楽器店で「電車なので箱に取っ手つけて下さい」と頼んで、
あんまり重くないやと思いながら近くの新宿三丁目駅の地下道を歩き始めて100㍍、
「ぶちっ」と音がして、取っ手用に箱に巻いていた2本のヒモのうちの1本が切れた。

「戻ってもう一度巻いてもらうか」とも思ったが、
胸に抱えたところそれほど重くも感じなかったので、
結局抱えたまま歩き、電車を乗り換え、
地元の駅からまた抱えて歩き家に着いた。

抱えた手がダルくなるようなこともなかったので、
まあ自分にとっては可能な範囲だったのだろう。
駅の地下道などでは、
胸に大きな箱を抱えて歩いているオヤジはあやしいからか、
少しだけ
「ほうこれが道行く人の視線を釘付けというやつか」
とスーパーモデル気分をしばし味わった。
というほど視線のレーザービームを浴びるようなことは無かったが。

そして夕べは疲れて早めに寝てしまった。

せっかく買ったアンプからギターのいい音が出るように、
今夜からまた練習せねば。
7月の末に岩手県宮古市に行く。

今回は復旧支援というよりは、
縁のある人々と交流して、
この間の困難や悲しみを労い、
またこれから頑張っていこう、
とエールを送るイベントへの参加だ。

東京方面から私たちのグループはワゴン車3台で20名ほど、
その他各地から、そして地元の人を含め2、3百人にはなるのだろうか、とにかく夕方から食べて交流して楽しもうというイベントだ。

芸能人が来る訳でもなく、
1人1芸ではないが自由に出し物も出そうと。

そこで歌わせてもらうことにした。

素人だし、たった数曲だが、今日は久しぶりにギターの弦などを買いに、仕事帰りに新宿の石橋楽器店に行った。

「渡る世間」のドラマのオヤジバンドに近いいいトシになったけれど、足取りも軽く?楽器店に入る。

沢山の真新しく、
ライトに照らされ艶やかに輝くエレクトリックギター達。
渋く場所を取ってじっとしているアコースティックギター達。
それらの姿を見ると、いまだにワクワクするのだ。

「タカラヅカ」「韓流」「嵐」「AKB」のファンや追っかけに匹敵するのは、私の中では「楽器店」かもしれない。

というほどでもないか、と思いながらも、店内をあれこれ徘徊。
そしてついつい大人買い。
帰りの電車でちょっと後悔。


あと3週間ほどあるが、久しぶりにギターの弦を張り替えて、
練習してイベント当日に臨む。

いくつになろうと、やめられないことがあるのだ。


今回、自分で歌う曲の他に、
一緒に行くメンバーを中心に合唱することにした曲がある。

ゆずの「虹」。

今はまだ悲しみの真ん中にいる人も、
歌わなくても、
手拍子もしなくていいから聞いてほしい。

「越えて 越えて 越えて」
生きていこうともう一度顔を上げられるように、その芽を出すのは秋なのか、
来年の春なのか、
何年も先なのか、
それはその人でさえわからないことだけれど、

そして何の根拠も無いが、
きっと大丈夫だよ、
と大きな声で、
みんなの声で歌いたい。

地元の子供たちも来るらしい。

自分がその1人の子供で、そのイベントにいたとして、
大人になったら詳しいことはみんな忘れてしまうだろうけど、

震災の夏、大人たちは何だか楽しそうに大きな声で歌っていたなあ、

ということだけ覚えていてもらえるように、

大きな声で歌ってこよう。


蒸し暑さで身体はグダグダだが、
ようやくちょっとワクワクしてきたぞ。
このところ土日といえば夏風邪のあとのカラセキもあり、ほとんどゴロゴロと転がっていたが、
意を決して?昨日の午前中は地元消防署で開催された「救命講習会」に参加してみた。
全く初めての受講だったが、救命処置の手順を学習、そして実習と検定など、3時間弱みっちり学んだ。
最初は心肺蘇生法。
上半身だけのマネキン(というのか)を使って、反応の確認
助けを呼ぶ
気道の確保
呼吸の確認
人工呼吸
胸骨圧迫(心臓マッサージ)
の一連の流れを学習、実習した。
意識不明ならば救急車の手配を近くの人に頼むが、
このとき必ず
「119番に連絡してください」と
頼むのだそうな。
「救急車をお願いします」と頼むと、慌てて110番してしまい、パトカーが来てしまうこともあるのだそうな。

胸骨圧迫(心臓マッサージ)は1分間に100回の速さで、30回圧迫したら2回の人工呼吸、これを繰り返す。

救急車が到着するまで、もし心肺停止していたら、胸骨圧迫を繰り返す。
実習の時、カウントする声を出しても出さなくてもいいのだが、「1、2、3、4」と声を出しながらマネキンの胸骨を押しているうち、さらに真剣になった。

もう20数年前、水の事故で目の前で友人を亡くした時、すでに間に合わなかったが、救急隊員が心臓マッサージを繰り返すのを見ていたことを思い出し、ちょっとだけ涙が出そうになったが、泣く場面でもないのでこらえながら「1、2、3、4」と数えた。

そしてAED(自動体外式除細動器)の使用方法の学習、実習。

テレビドラマの電気ショックは取っ手が付いててなんだか昔のアイロンを当てるようなイメージだったが、サロンパスにコードがついたのを2つペタペタと貼るような感じで、あーこんなに簡単なのか、を学んだ。

そして講習終了認定の検定。心肺蘇生法とAEDの使用の実演。

合格点をもらい、質疑応答して終了、「普通救命講習終了証」をもらって帰ってきました。

万一、いざという時が来たら、きっと慌ててしまうだろうけど、実習した自分のことは覚えているだろうから、慌てながらも最善は尽くせることだろう。