久しぶりに「これって失恋?」と思うようなことがあって、胸が切なく苦しくて、何十年も経験してなかったけど、若い頃はこういう気持ちを何度も味わったのに、よく耐えたなと、恋多き若者たちを尊敬したくなりました。
さて7月連休の前日、有休をもらって山陽小野田市の不二輸送機ホールで行われる、宝くじ文化公演(不二輸送機ホール開館30周年記念事業)の前乗りをすることにしました。
チケットは会場へ電話して、現金書留で2500円!送って、チケットを変装してもらいました。
ささきいさおさんの真っ赤なスカーフとか、銀河鉄道999のエンディング「青い地球」なんか生で聴けたら、私は泣きますよ!(笑)
山陽小野田市は2022年に行った宇部新川駅の近くでもあります。あの時会った旧友にもハッキリ言わなかったのは、とてもじゃないけどあの1000キロのツーリングをまた出来るとは思えなかったから。
でも幸か不幸か、大雨の警報があちこちに出て、ツーリングは断念しました。
飛行機は予算オーバーすぎるので、新幹線ならまあ行ってもいいかと思いました。
7月12日(金)の朝、なるべく安く上げようと新横浜まで通常路線で移動して、新横浜~新山口ののぞみに乗りました。
新山口で乗り換えようと思った山陽本線が前日の大雨で終日運転見合わせです!
暑いけど、なんかカラッとはしています。
忘れてきたコンタクト洗浄剤を買いにドラッグストアへ歩くのも暑かった。
夕方そろそろ開店というお店が何軒かあったので、一番立派な店構えの若新に入りました。
まあまあいいお値段ですが、びっくりするほど高くもない。
まず鯖の刺身を注文すると「ケンサキイカの活け作りがありますよ」とお勧めされたので、それもいただくことにしました。
鯖はすごい歯応えで、新鮮さがすごいと思いました。
小さいイカは食べてる間、威嚇するように私を睨んでましたが、墨袋を取られているので攻撃出来ないのが無念そうでした。申し訳ないが、美味しくいただきます。
エンペラとゲソは天ぷらにしてもらい、イカスミ雑炊もいただいて堪能しました。
カレー美味しかったです。
早めに出て山陽本線で厚狭へ移動し、少し散歩して不二輸送機ホールの10時開始のキッチンカーを堪能しながら、ミニカエルや赤とんぼの多い中庭で、時々日差しを避けて日陰へ避難しながら過ごしました。
旧友は開場時刻に来て、「来るって言ってよ。仕事だったけど、終わった後飯食いに行きましょう」と言ってくれました。
入場してみると、チラホラ空きがあるけど、驚くほど人が入りました。当日券もあったけど、前売りの手配してもらって良かった。
まず森口博子さん。
わ、本物だ!と思いました。
口パクを歌うくらい歌が上手でした。
ガンダムの歌しか知らないけど、「ETERNAL WIND ~ほほえみは光る風の中~」は大好きなので生で聴いて目頭が熱くなるのでした。
パントマイムしながらマジックが披露されて、影山ヒロノブさんが登場。
ドラゴンボールZは見てなかったのですが、すごい動き回りながらロックな歌い方をしました。ものすごい疲れてらした( ̄。 ̄;)
元々レイジーというバンドの「ミッシェル」という名前でデビューしたエピソードなんか楽しく聞かせていただきました。
堀江美都子さんが登場したときは「ちっさ!」と思わず言いました。知ってはいたけど、本当に小柄なんですね。
往年と変らない歌声が驚異的でした。
生でキャンディ・キャンディ聞けて感激した。ひみつのアッコちゃんも聞けるとは!
そしてついにささきいさおさんが登場。81歳とは思えない爽やかな笑顔。さすがにお痩せにはなったけど、歌声はかつてのように太い美声で開いた口がふさがらないです。
いきなり銀河鉄道999のオープニング歌い出して、激しく涙が出てきました!
メドレーでエンディングの「青い地球」、そして「真っ赤なスカーフ」と涙が止まりません。
「たたかえ!キャシャーン」でようやく手拍子とかで楽しんで聴けるようになりました。
そして堀江美都子さんとのデュエットが聴けました。
愛がなければ
愛すればいいわ
ガッチャマンのデュエットはこの二人だったっけ?贅沢だな。
会場大盛り上がりでした。
アンコールがあって、四人全員が出てきて、なんと「宇宙戦艦ヤマト」。これは聴けないと諦めかけていたので涙が出ました。
そしてたくさんの人が拳を振ってのっていたので、私も久しぶりに体を動かしながら聴きました。
ああ、最高だ。幸せだ(T-T)
会場を出て、友人のキッチンカー(明日出店するんです)であちこちの店へ行って「満席?さすが連休初日」と驚きながら小野田まで移動して、うどん店で夕食をとりました。
美味しいうどんでした。
久しぶりにゆっくり話せたのも良かったです。
翌日山陽本線で新山口へ移動して、のぞみで名古屋へ。
在来線から名鉄で知多半田へ移動しました。
ツーリングだったら羽豆岬が目当てでしたが、もうゆっくりすることしか考えませんでした。
そして連休最終日の海の日に帰りました。
オートバイは乗れなかったけど、その分ゆっくり楽しめた旅でした。