『花と流れ星』 道尾秀介/幻冬舎 | 砂場

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本の感想と日記。些細なことを忘れないように記す。

花と流れ星
花と流れ星
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道尾 秀介
幻冬舎
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真備庄介シリーズの短編集。前作『背の眼』『骸の爪』を読んでいなかったが、問題なく楽しめた。

霊現象探求所の所長「真備庄介」(名探偵役。亡くなった妻に会いたいため霊を探求している)、と助手「北見凛」(真面目で有能。真備の妻の妹)、真備の友人であるホラー作家「道尾秀介」(とぼけた役。凛が好き)の3人を中心に物語が描かれる。個性的な3人の距離感・雰囲気が魅力的。キャラの魅力とミステリー要素のバランスがよくて、サクサク読めて楽しめる。空き時間に軽く読みたい。といっても電車で読むときは一話目と最終話はぐっとくるものがあるので、涙腺の弱い方は注意が必要。けっこう幅広い作風なのだなと感心する。子供を書かせると上手い。