第136回芥川賞、直木賞候補作決定 | 砂場

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本の感想と日記。些細なことを忘れないように記す。

あけましておめでとうございます。気持ちも新たにバナーとプロフィールの写真も変えました。ネコのように気ままに、クラゲのようにフワフワと更新していきたいと思います。今年もよろしくお願いします。

■芥川賞
青山七恵「ひとり日和」文芸秋号
佐川光晴「家族の肖像」文学界12月号
柴崎友香「その街の今は」新潮7月号
田中慎弥「図書準備室」新潮7月号
星野智幸「植物診断室」文学界9月号

芥川賞は河出デビューVS新潮デビューという構図。青山七恵、星野智幸は河出書房新社主催の文藝賞デビュー。柴崎友香も受賞はしていないが河出からデビューしている。対して田中慎弥と佐川光晴は新潮新人賞デビュー。過去の受賞歴からみる実力+知名度で順位をつけると佐川光晴>星野智幸>柴崎友香>青山七恵>田中慎弥だが、書店員として考えると女性二人のどちらかが受賞してくれたほうが売上は上がると思う。

■直木賞

空飛ぶタイヤ
空飛ぶタイヤ
[池井戸 潤]
四度目の氷河期
ひとがた流し
ひとがた流し
[北村 薫]
一瞬の風になれ 1~3
どれくらいの愛情
どれくらいの愛情
[白石 一文]
失われた町
失われた町
[三崎 亜記]


白石一文が受賞したら父親の白石一郎との親子受賞で話題になる。北村薫は直木賞を取っていなかったのかと驚く。佐藤多佳子の全3巻が候補というのも珍しい。だがなんといっても今回の直木賞の話題は津本陽先生が選考委員を退任されたということだろう。前回の選考も欠席だったので心配していたのだが、これでまたひとつ直木賞がつまらなくなった。

予想。今回は順当な人を上がりにする回とみて。

芥川賞 佐川光晴「家族の肖像」
直木賞 北村薫「ひとがた流し」



■直木賞&芥川賞を満喫するための本

文学賞メッタ斬り!
文学賞メッタ斬り!
[大森 望,豊崎 由美]
文学賞メッタ斬り!リターンズ
文学賞メッタ斬り!リターンズ
[大森 望,豊崎 由美]