暮らしの手帖、新編集長に松浦弥太郎氏 | 砂場

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本の感想と日記。些細なことを忘れないように記す。

松浦 弥太郎
最低で最高の本屋

今日、編集会議 を読んでいたら、「暮らしの手帖」は来月号から新編集長として松浦弥太郎氏が就任するとあって驚いた。彼の書いた本『最低で最高の本屋』は、軽く読んだはずなのに、僕のなかでいつまでも心に残る本になった。

高校を中退しアルバイトでお金を貯めた渡米した松浦氏は、日本に持ち帰ったヴィジュアルブックを路上で売ることから初めて、書店の片隅での販売、マンションでの予約制本屋を経て、トラックを改造した移動本屋 、そして友人と共同で本屋を開店。

松浦弥太郎氏のような、夢を追い求める生き方は、僕の信条とはかけ離れている。だけど、本屋の存在と本を売ることの意味を問い続け、自ら道を切り開いく人生を歩んでいる松浦氏の言葉が、仕事に追われて本を並べるだけの僕の胸に響く。

本屋はただ本を並べて売っているところではなくて、常に情報が集まって、そこからまた生まれた新しい情報が発信されていく機能もあると思います。それを街のレベルでやりたい。ビジネスとしてだけではなく、街のキーステーションみたいなものとして。(中略)うたい文句は、「珍しい本はないけど、うれしい本はある」(『最低で最高の本屋』より引用)

これは松浦氏の本屋「COW BOOKS 」についての言葉。情報を集めることによって、新しい情報を生みだし、それを発信すること。書店員と編集長。松浦氏にはそこを突き抜ける道が見えるのだろう。伝統ある「暮らしの手帖」がどのように生まれ変わり、どうのように変わらずにいるのか。次号は1月25日発売。


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