西林 克彦- わかったつもり 読解力がつかない本当の原因
読書をすることにおいては「わからない」よりも「わかったつもり」のほうが問題だという内容。安易に読み解いてしまって何の疑問もいだかないのが「わかったつもり」。「わからない」場合は、わかろうとするために文章を読んで考えるが、「わかったつもり」なのでそこで閉じてしまう。確かにこういう読書をしている場合は多いなと思う。
文章の意味は、その文章に書かれていることだけでなく、読者の頭のなかにある文脈から生まれるということが例文で紹介されていて面白い。「わかったつもり」になった文章を、さらに深く読み込ませるポイントを提示して、「わかったつもり」だったが実はもっと深く読むことができる文章だったと証明したり、実例を上げているのがとても分かりやすい。
でも、本書の内容を僕は本当にわかったのだろうか・・・。