今年は恒例の大賞なしの年にあたるので、予想通りの結果。2年に一度しか大賞がでないというジンクスが初回から10年以上も続いているので、よほどの大傑作でもこないと大賞はないのだろう。応募者も大賞が取りたい人は当たり年を選んでいるようだし。
ということで現在募集している第14回は大賞がでるはず。昨年度の大賞受賞『夜市』の評価も高いし、第10回で短編賞をとり、のちに直木賞をとって人気となった朱川湊人の活躍などもあって、賞自体の注目度が上がっている。レベルが高くなりそうな予感。彼らの流れをくんだノスタルジック・ホラーがくるのか、また新しい切り口がでてくるのか。昔とは違ったホラーをほとんど読まなくなったが、日本ホラー小説大賞だけは毎年楽しみにしている。
第13回 日本ホラー小説大賞
大賞・受賞作なし
長編賞・矢部嵩「紗央里ちゃんの家」
短編賞・平松次郎「サンマイ崩れ」
・関連書籍
恒川 光太郎
夜市
朱川 湊人
花まんま
朱川 湊人
白い部屋で月の歌を