『みんな元気。』舞城王太郎/新潮社 | 砂場

砂場

本の感想と日記。些細なことを忘れないように記す。

舞城 王太郎
みんな元気。

本書は短編集。家族をテーマにしたものが多い。表題作の「みんな元気」は空飛ぶ一家と強制的に家族交換(末っ子の女の子と男の子)が行われる。話の設定上、空が飛べたりするのだが、学校の制服姿でそのまま空を飛んでいったらすぐ着くのに、「萌えられたら困る」と言ってやめるなど、あいかわらず舞城ワールドだ。


「スクールアタックシンドローム」は引きこもりのダメ親父が学校襲撃を計画する息子と打ち解けようとがんばる話だっと思うが(読み終えたのが半年前なのであいまい)、こっちのほうがストーリーも分かりやすくて面白かった。


次の新刊を待望。奈津川シリーズはいつになったらでるのか・・・。


余談


表紙絵の片山若子は僕がインターネットを始めた頃からブックマーク(渋皮栗 )に入っている。この頃、彼女のイラストが表紙の本をいくつか見かけるようになって嬉しい。


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