6月中旬発売の文庫 | 砂場

砂場

本の感想と日記。些細なことを忘れないように記す。

体調を崩したため禁煙中・・・。


東野 圭吾
ゲームの名は誘拐

敏腕広告プランナー・佐久間は、クライアントの重役・葛城にプロジェクトを潰された。葛城邸に出向いた彼は、家出してきた葛城の娘と出会う。”ゲームの達人”を自称する葛城に、二人はプライドをかけた勝負を挑む。娘を人質にした狂言誘拐。携帯電話、インターネットを駆使し、身代金三億円の奪取を狙う。犯人側の視点のみで描く、鮮烈なノンストップ・ミステリー!


藤木直人、仲間由紀恵主演の映画「g@me」の原作。映画とは少し違った展開らしいので、映画を観た人はその違いなど楽しめるかと。東野圭吾の小説にハズレなし!


中場 利一
岸和田少年愚連隊 (完結篇)

20歳になる、ほんの少し前――。岸和田の少年たちの姿を綴った自伝的人気シリーズの完結篇。チュンバは周囲の“ごんた”たちが前向きに後ろ向きにと変わっていくなか、ひとり変わらずに、変われずに、もどかしい日々を過ごす。ケンカをするのに理由が必要になったとき、少年時代は終わろうとしているのか。


映画が好きなので、原作も気になるところだ。やっとのことでシリーズ全部が文庫化。



平 安寿子
グッドラックららばい

プチ家出から何年も戻らない母、いいじゃないか、と言う“文鎮”こと父、ダメ男に貢いで飄々と生きる姉、そんな家族にいらだち、上昇志向を実現しようと邁進する妹……。他人の迷惑顧みず、「自分の気持ち」に素直に生きるタフな4人がここにいる。けちなモラルや常識なんて笑い飛ばす、新しい家族の物語。

「この作品が私の代表作になる予感がします」平 安寿子


最近は家族小説が元気だな。



高野 和明
グレイヴディッガー

改心した悪党・八神は、骨髄ドナーとなって他人の命を救おうとしていた。だが移植を目前にして連続猟奇殺人事件が発生、巻き込まれた八神は白血病患者を救うべく、命がけの逃走を開始した。首都全域で繰り広げられる決死の追跡劇。謎の殺戮者、墓掘人(グレイヴディッガー)の正体は? 圧倒的なスピードで展開する傑作スリラー巨編!


大ベストセラー『13階段』で江戸川乱歩賞を受賞した著者による受賞後の第一作。



村山 由佳
坂の途中 おいしいコーヒー 7

恋人なのにもどかしい…ピュア・ラブストーリー!
花村の家を出て、一人暮らしを始めた勝利。せっかくかれんと二人きりでいられる部屋を確保したというのに、またもやトラブルが…。その上、かれんはなにやら秘密をかかえている。恋の行方は!?


大人気「おいしいコーヒーのいれ方」の文庫最新刊。古本屋でならんでいたら、まとめて買いたいのだが。



浅田 次郎
天切り松 闇がたり3 初湯千両

大正の帝都の闇を駆け抜けるピカレスクロマン。
シベリア出兵で戦死した兵士の遺族を助ける説教寅の心意気(「初湯千両」)など、時代の大きなうねりに翻弄される庶民に味方する目細の安吉一家の大活躍を描く。


こちらも大人気シリーズの文庫最新刊。年配のかたに人気だが若者が読んでも面白いのは間違いない。浅田次郎の小説にハズレなし!

谷川 俊太郎
谷川俊太郎詩選集 1

現代日本を代表する詩人のベスト作品集。
軽やかで深い、美しい言葉の贈りもの…。半世紀を超える詩業からの名詩選。第一巻は、第一詩集『二十億光年の孤独』(1954)から『空に小鳥がいなくなった日』(1974)までより精選。(解説・野中 柊)


全3巻予定。谷川俊太郎の詩集は沢山あって、傑作選のようなものもいろいろあるから、どれを選んでいいのやら。