5月下旬発売の文庫 前編 | 砂場

砂場

本の感想と日記。些細なことを忘れないように記す。

飲んで帰ってきて、うとうとしたが、部屋が暑すぎて寝ていられない。エアコンを切ったのに窓を閉めたままというのがよくない。ものすごく汗をかいてしまったが、おかげで目が覚めて、酒も抜けたので、書きかけの分だけ更新しておく。


著者: フジモト マサル
タイトル: 長めのいい部屋

シロクマとヒツジとヒトが同じ空気で暮らす街。住人たちのひらめきがクスリと笑いを誘います。大人の極上くつろぎ絵本。文庫限定の4話も収録


フジモトマサルは『ダンスはすんだ』という前代未聞な回文絵本(ストーリーが全て回文)が好きだったので、この文庫も購入。ソファー欲しい。


著者: 重松 清
タイトル: 疾走 上
著者: 重松 清
タイトル: 疾走 下

引きこもり、家庭内暴力、放火、借金、一家離散……。14歳の少年・シュウジが背負った余りに苛烈な運命。今秋、映画公開が決定した、直木賞作家、畢生の衝撃作、待望の文庫化!

表紙が怖い。そして内容も怖い。現在上巻を読み終え、下巻に突入したところ。引きこもり、家庭内暴力、放火、借金、一家離散と内容紹介されているが、他にもいじめ、死刑囚、差別問題、DVなどなど、現代社会にある厳しいテーマを全て織り込んだような凄まじい内容。日常生活に支障がでるほどキツイ内容。「おまえ」という二人称で書かれているので、読んでいると自分がボロボロになっていくようだ。


著者: 矢作 俊彦
タイトル: リンゴォ・キッドの休日

二村永爾シリーズの一作目。昨年評判の良かった『ロング・グッドバイ』は3作目にあたる。ハードボイルド小説、特にチャンドラーが好きな人なら必読だろう。 長らく絶版状態だったようだが、今回、角川文庫へと入った。2作目『真夜中へもう一歩』は角川文庫7月の新刊で発売予定。


著者: 三浦 しをん
タイトル: 白いへび眠る島

著者: 三浦 しをん
タイトル: 白蛇島

『白蛇島』の改題文庫化。装丁も黒系から淡い色になって、まったく違うイメージの本になっている。タイトルと装丁だけみると単行本は伝奇ミステリーホラー系なのだが、文庫はセツナイ系っぽい。4年前とは三浦しをんの知名度やファンの数がまったく違うので現状のニーズに合わせたのだろうが、ここまで変えてくるのも珍しい。


著者: ジム・トンプスン, 三川 基好
タイトル: おれの中の殺し屋


「このミス」1位作家トンプスンの傑作!
現代ノワールの金字塔、新訳決定版登場。田舎町の保安官助手ルー・フォード。愚か者を装う彼の心の中には、危険な殺し屋がひそんでいた。長年封じこめてきたその殺人衝動がついに目覚めたとき、彼の頭脳は、周囲に巧緻な罠を張りめぐらせる……。ノワールの帝王ジム・トンプスン、孤高の傑作が、ついに新訳で登場!!〈解説:スティーヴン・キング〉


河出書房新社『内なる殺人者』の新訳文庫。ジム・トンプソンは1906年生まれ1977年死去。ペイパーバックで書いていた作品が現在再評価されノワールの帝王と呼ばれている。2001年版「このミス海外篇」1位の『ポップ1280』を僕は以前に読んだ。味気ないくらい淡々とした文章で描かれる狂気が印象的だった。


関連書籍


著者: フジモトマサル

タイトル: ダンスがすんだ

著者: 矢作 俊彦
タイトル: THE WRONG GOODBYE ロング・グッドバイ
著者: ジム トンプスン, Jim Thompson, 三川 基好
タイトル: ポップ1280