
- 著者: 鹿島 茂
- タイトル: 衝動買い日記
積読本が山のようにあるが、『衝動買い日記』を衝動買いしてみた。読んだら、さらに衝動買いをしたくなった。危険な本だ。
腹筋マシーン
ふくらはぎ暖房器
通勤鞄
挿絵本
財布
猫の家
男性用香水
サングラス
体脂肪計
ごろねスコープ
パラオの切手
時計
封書用ペーパーナイフ
ヴィンテージ・ワイン
本棚
中華健康棒
格安パックツアー
ミュージアム・グッズ
パソコン
しちりん
ブリーフVSトランクス
シュレッダー
毛沢東・スターリン握手像
チーズ
僕としても「毛沢東・スターリン握手像」など、思わず衝動買いしてしまいそうな気がする。だが僕が買うとしても「おもしろそう」という程度の単純な動機だが、知識豊富な鹿島教授は違う。
これは1949年に毛沢東が共産主義政権を樹立直後にモスクワを訪れ、スターリンの70歳の誕生日を祝って握手をかわしたときに製作された景徳鎮ではあるまい。むしろ、フルシチョフによるスターリン批判が始まった1956年に中ソ論争が起こり、中国がスターリン主義の旗を掲げててからのものだろう。毛沢東の偶像崇拝という観点からみれば、やはり文革以後と見てよい。
僕が衝動買いをするときは何も考えずに勢いで買うのだが、鹿島教授は冷静に分析して、そして勢いで買う。僕などは冷静になる時間があると、買うのをやめてしまうのだが……さすが衝動買いのプロは違う