『平成よっぱらい研究所』二ノ宮知子/祥伝社コミック文庫 | 砂場

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本の感想と日記。些細なことを忘れないように記す。



著者: 二ノ宮 知子
タイトル: 平成よっぱらい研究所―完全版

ノンフィクションコミック。ずっと気になっていたが、著者が『のだめカンタービレ』の作者だと気づいて購入。

僕は飲みに行くとすぐ記憶が飛んでしまう立派な酔っ払いなので、すごく癒された。まだまだ僕の飲み方はかわいいものだと、つくづく思って、大爆笑しながら読んだ。居酒屋のテーブルにヘッドスライディングなどしたことないし、夜の公園にいるカップルに向かって爆竹を投げたこともない。僕の飲み方は大人しいなと。あくまで比較的だが。

僕は酔っ払うのが好きで、酔っ払いも好きなのだが、いくら酔っているとはいえ本屋にくわえタバコで入ってくるお客さんをみた時は目を疑った。あきらかに酔っているお客さんはたまにいるのだが、今まで僕が一番困ったのは「メールマガジンという雑誌が欲しい」という酔っ払いカップルだ。

メールマガジンの意味を知らない酔った人を相手に、メールマガジンとは何かを説明するのにはかなり手こずった。酔っているから「○○さん(僕の名札をみて名前を覚えた)のお力でもメールマガジンは手に入らないのでしょうか」と大声で困ったことを言う。いくら説明しても「そこをなんとか」と何度も食い下がる……。

だがやはり、酔っていると気が大きくなるので、真っ赤な顔をしながらコミックを全巻買っていく「大人買い」ならぬ「酔っ払い買い」をするお客様もいるので、書店的には歓迎だろう。さすがに店内で吐かれると大惨事なのだが、僕はまだ出会ったことはない。

それにしてもすごい表紙だ。