ぶさいく
私は不細工です
遠目からはさわやかな好青年
でもよく見ると不細工
そんな自分です
少し背伸びしたスーツや革靴
休日は独りを満喫しているかのようで
ただこの孤独と虚無感を埋めるのに
あがいているだけ
友達はたくさんいます
素敵で優しい友達
そのなかにただひとり
不細工がいます
それが私
私はいつからこんな不細工になったのでしょう
学生時代は
おいしい思いをたくさんしました
傍から見ても羨まれるような
いつからか歪んでいきました
もともとあった歪みがひどくなっていきました
心が不細工になると
顔つきも不細工になるんです
きっかけは何だったのか
今となって考えると
何も浮かばない
ただ自分の弱い心が
見えないひずみを生んだような気がします
私は何のために生きたらいいのでしょう
努力をしてこなかったから
今とても後悔しています
もう少しましな人生もあったんじゃないかな
今から何か変わるでしょうか
今から何か
変えられるでしょうか
あの頃に戻りたい
でもそんなことはできません
どんなに後悔しても
過去は変わらない
未来はどうでしょう
未来って自分の努力次第で変わると思いますよね
でも簡単ではありません
私はひとつだけ間違っていました
未来を簡単に変えられると勘違いしていました
地を這って
血を吐いて
どろどろになって
ぼろぼろになって
それで変わるかどうか
本当に変わりたいならそうするしか
ないと思います
僕はそうしようと思います
ぬるま湯につかりきって
ふやけた顔をしていますが
不細工な人生は嫌です
皆から疎まれ蔑まれ
社会の影でひっそり生きるくらいなら
覚悟を決めて
ひと財産を築きたい
今に見ていてください
5年、いや10年
不細工なだけの私が
どうなっていくのか
今まで馬鹿にしてきたすべての人たちに
宣戦布告します
それでもだめなら
人生に絶望したまま
生きていきます
自分
自己紹介をします
僕は一体何者なんでしょう
自分でも自分がどんな人間か分かりません
他人の感情に敏感なくせに
自分のことを客観視できません
僕は一体何者なんでしょう
優しい面をしています
実際優しいと思います
でもときどき無機質な自分がいます
僕は一体何者なんでしょう
他人の評価は十人十色です
好かれやすい自分と
嫌われやすい自分がいます
僕は一体何者なんでしょう
自然と人が集まるのは
寂しい思いをさせまいと
孤独な人に声をかけるからでしょうか
僕は一体何者なんでしょう
知らない人に嫌煙されるのは
孤独を埋めるための
執着が漏れているからでしょうか
これから一体何者になるのでしょうか
この二面性を抱えて
人生を悲観したり楽観したり
愛情に飢えたり満たされたり
他人の評価に落ち込んだり喜んだり
もうなんか疲れてしまいますね
そういう生き方って
がんばれない自分が悪いんです
勝負していない自分が悪いんです
現実から逃げているから
現実に追われるんです
結局自分は一体何者なのか
現実の革命への挑戦が唯一
自分自身の存在証明になる
そう僕は思います



