こんばんは
今月の17日で、阪神・淡路大震災から29年が経ちました
つい数年前の事のように覚えていますが、すぎた年数だけ見るとすごい昔の事だと実感します
私も年を取るはずです
私自身、不動産の仕事を始めて数年後の出来事でした
当日の早朝、岸和田市の自宅で今まで感じたことの無い突き上げるような大きな揺れにビックリはしましたが、いつも通りに電車に乗車し勤務先に向かったと思います
しかし、大阪に向かうに連れて沿線の住宅の屋根瓦が大きく崩れている状況を確認し、少しずつ被害の大きさを実感しました
現在のように携帯電話やカーナビが普及していなかったので、被害情報はTVやラジオから得ていたように思います
数日後、三宮に援助物資を運ぶ為に電車で行けるところまで行くのですが、三宮に近づくに連れて現実離れした異常な状況も目にしました
初めての勤務先の仕事で頻繁に神戸方面に行っていたので、震災後に訪れた三宮の現状には驚きました
大通りのビルが当たり前に倒壊しているし、高速道路もTVでよく見る最悪な状況でした
街では、建物に倒壊状態を記載した張り紙が貼られていたり、水の出る場所では仮設の浴場?が有ったのを覚えています
その後、数々の大規模震災が起こり、今年は能登半島地震が起こってしまいました
私自身が一番身近だった阪神・淡路大震災の記憶も、おぼろげになってきているのを感じています
私たちはいずれ起こると言われている南海トラフ巨大地震に対して、過去の教訓を生かしていかなければならないと思います
一番考えないといけないのは、自分達は大丈夫と思う根拠の無い気持ちだと思います
被害にあわれて亡くなられた方々にご冥福をお祈り申し上げます。また、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げるとともに、一日も早く穏やかな日常が戻る事を祈念しております。
では また明日