ずっと損得はない、



っていうのは



周りまわって還ってくるからって



思っていたけれど、



相手が得をするっていうことは



自分が損をするのではなくて



同じように自分も得をする。



分離の意識でいたから



損得があるように見えたけど、



繋がっているから



相手の得は自分の得でもある。



与えたら減るのではなくて



増える。



豊かになる。



そう気づくと安心する。



自分に優しく、自分を大切に思うから



相手のことも大切に思えて、



誠心誠意尽くしたくなる。



真心で接したくなる。



その関係には嘘がない。



だからこそ、



互いの力を奪うことのないように



与えることの見極めもできる。



今、私の目に映る景色が



優しくなったのも



人が親切になったのも



私が自分に嘘をつかなくて



よくなったから。



この私でいられたら



どこへ行っても誰と会っても



大丈夫。



そう思える。



それは何かが出来るように



なったからではなくて、



元の自分で大丈夫と思えたから。



信用って、目に見えるものだけ



ではなくて、



目に見えないものでも



あるんじゃないかな。



長い間かけて築き上げるもの。



目に見える何かにしがみつかなくても、



大丈夫と思える自分で生きる。



優しい世界に住むには



自分が優しい、良い人に



ならなければいけない、



そう思っていたから



やってもやっても足りない気がして



ヘトヘトになった。



だけど、もっと簡単だった。



私が私に優しくするだけで良かった。



どんな時も自分を励まして



どんな自分にも優しくしてあげよう。