ちょうどゴールデンウィークの間、


体調を崩して


10日間ほどよく眠った。


全身の凝りから


歯の痛みに来た。


怒られて放っておいたから口笛


本当は四六時中、


気になってたんだよなぁ。


真面目だから。


じゃあ行けよ、って話なんだけど。


これが抵抗。


どこへ行こうって


悩んでるうちに過ぎていた。


心、身体、魂のアンバランス。


意を決して探した歯科医院で


治療を始めたら、


ホッとして全身の力が抜けた。


怒られるのが嫌で


自分に我慢させるって、


どっちが大事なんだって話なんだけど、


どうしても嫌だったんだよね〜。


怒られるのも恥ずかしさも。


そうしたら、ホッとしたからか


夫と昔みたいな大喧嘩になった。


いや、夫は機嫌が良かった。


キャベツ一個が千円という


ニュースを観て、


朝早く、直売所に買いに行くって。


今までよく、週末には


一緒に行っていたところ。


最近、何かのついでにちょくちょく


夫は一人で行っている。


一緒に行く?とも聞かず、


嬉しそうにキャベツ買いに行くって


言うのに、なんかムッとした。


そもそも料理なんてしないし、


農家育ちの割には


野菜に目が効く方でもない。


ずっと一緒に居たいとは


私も思っていないし、


一人で出かけてくれるから


一人の時間を私も楽しむ。


だけど、そこにはお花もあるし


私も見たいのに、って。


言えば喧嘩になるのは


分かっていたのに、


ガソリン代のが高いのに、って


言ったら、


烈火のごとく怒り出した。


近所中に響き渡るくらいの大声と


物をぶつける音口笛


うわ〜、久しぶりに見たな、とか


思いながら、


ご近所が気になって慌てた。


もう遅いけど。


賢い妻はしないことを


何度も繰り返す。


愚妻口笛


なんか、ものすごく逆戻ってるな、


なんで?って思ったら、


退職して朝もゆっくり寝ていられるし


一緒にいられるから


喜んでいる私のテンションと、


仕事がなくなった夫のテンションの


違いなんだと気づいた。


気づくのが遅いな口笛


男の人って


喜ばせたいんじゃないかな。


何かしら貢ぎ物をしたり、


父もよく、忙しい中、


サプライズで旅行に


連れて行ってくれた。


母は旅行に行くまでの


準備する時間が楽しいのに、って


文句言ってたけど。


この人、負の面、見るの得意だった口笛


男の人は贅沢させるのが


喜びみたいなところがある。


だけど、長い間、頑張ってくれたし


少しゆっくりしたら、って


思ってた。


ついでに言うと、夫も私も


五黄土星。中心の星だから


家に二人はいらないんじゃない?


って思っていて、私は


ここで反転するんだろうな、みたいな


思いがなんとなくあった。


占い好き口笛


どうもそれを恐れているらしい。


ちょうど今その過渡期。


カオスだ。


じゃ、しょうがないか、って


思ったけど、落ち着いてから


正直に、ごめん、


誘ってくれないから拗ねた、って


謝った。


ちゃんと自分の気持ちを


見ることも出来たし


伝えることも出来たから


これもOKにする。


逆濡れ落ち葉族だな口笛


もう一つついでに気づいた。


まだ妹も生まれていない頃


父と母もよく喧嘩していて、


喧嘩しないで、って言って取り持ったり、


怒られて機嫌の悪くなった母の


機嫌が直るまで謝り続けて、


許してもらえた時の安堵感。


あれを味わいたいんだな、


って思った。


わざわざ怒らせて


機嫌が直ったときの


ホッとした思いを再現していた。


相手の顔色をうかがうことが


染み付いている。


奥底から浮き上がってくる遠い幻を、


出てくるたびに


水に流していこうと思う。