今まで自分の思い通りに


なったこともあれば


ならなかったこともあって、


まぁ、どちらかというと


ならないことの方が


多かったんだけど、


過ぎてみて思うのは


思うようにいかないことが


あって良かった。


何もかも無難にいっていれば、


どこまでも傲慢な自分だったと思う。


思うようにならないことこそ


私を鍛えたし、


考えさせたし、


細やかにさせた。


ボロボロになったようでいて


内側に灯る光りがある。


人が見れば


わからないかもしれないけれど、


確かな自信がある。


どうだ、ここまで成長して


凄いだろう、というような


強い表向きの自信ではなくて、


自分を慈しむような


穏やかでふんわりとした


温かな自分への信頼。


春の陽だまりのような


暖かさを、


内側に育みたいと思う。