謹賀新年
年を明けたばかりの…タイミングで、
大きな地震災害が起きてしまいました。
お亡くなりになった方のご冥福と、被災者の方々に心よりお見舞いを申し上げます。
多くの人々が、自分のことのように身につまされ…
恐れや不安に陥ったり、こころも身体も刺激され続け、無意識的に緊張状態や交感神経系⤴︎にあることと思います。
まだ余震も続く状況のなか、
被災された方々、救助救援にあたる方々…
避難している方々の疲れや寒さ、生活の不便さ…それに伴う不安や恐れはどれほどでしょうか。
この状況、状態が長引いてしまうほど…
こころも身体も思っているよりずっと、悲鳴をあげてしまうことでしょう。
そんなとき、少しでも身体を緩めてあげることは大切なことです。
🌟ストレス時、無意識的にも緊急事態に備えた状態が続くとき…
身体は自律神経系が過度に活性化されてしまいます(とくに交感神経⤴︎副交感神経⤵︎)
また脳-神経系反応も常に過剰な刺激を受ける状況下がしばらくは続くことから、
そんな時の対処として
できるだけ…
気づいたら意識的に深呼吸を!
(息を吐く方を長くゆっくり、そして自然に息を吸う)
まずは、意識的に身体を落ち着いた状態にもっていってあげましょう。
そして、
"感情を抑圧し過ぎない"ように…
泣いたって、震えたって(自然な反応だから)、怒ったって、あるいは笑うことだってあったとしてもいい…どんな感情も自然に流れるままにしていい。
(自然な…それらの反応が出ることを、ゆるされる場がみつけられますように)
その方が自然な心身の状態で、
(こころと身体が、自律神経系などの過度な興奮や抑圧によるストレス症状とつながらず)
自然な本来ので健全な状態にもどれ、調えられやすいから。
こころと身体が自然であるほど、
わたしたちは、
つながり合い助け合って、いまに在り…
乗り越えていく内なる力が働きやすいから⤴︎
その内なるパワーを信頼していきたい。
そして、
もし当事者ではなくて…ただ祈るしかないとき、
…ただ無事と、これ以上の被害につながらないように祈ることしかできないことにジレンマを感じたとしても…
そのこと自体も、
とても大切なことだと思います。
そのやさしいエネルギーは、穏やかにまわりと影響し合って…自然と広がっていく✨⤴︎
【また、もし過去に同じような経験をされていたりトラウマ的経験(幼少期の無意識的に心身に刷り込まれている場合なども)などがあったり、繊細な性質の方など…
情報によって、
無力感や孤独感、絶望感、独りでするしかない!など…過度に無意識的な領域にも刺激を受けてしまい、
心身の不安や恐れの反応などが強くなったり、精神的にもダメージを受けて(シャットダウン状態に陥ったり)辛く苦しくなってしまうならば…
そんな時は、あえて情報を減らしたり、少し離れることも、とても大切なことです。】
実際、生きている限り
自然は…もの事は、つねに動き続けているものゆえに、
いつ何があるか、起こるか、予測できないことが起きてしまうことを避けることは…まず不可能なこと。
だから、どうか自分自身の無力さを責めないでほしい。
◇予測不能なことが起こったときに…
その時にこそ、
いま生命があること。
いま、ここにある"事実"に踏み止まりながら、
(事実と自分の解釈…想像や思い込みに気づいて、分けられることができるほど落ち着けます)
・できるだけ地面を感じたり、深呼吸をして心身を落ち着けられること
・身体を暖められますよう
・誰かと会話ができて、頼っていい。すこしでも他の人たちとつながり合えること
・展開し続けるいまに…生命の本来もつ力を信頼して、希望をもつこと
それらは、とても大切なこと…
そのことを、私は癒しを学んで以来、
日々、肝にめいじています!
時と場合によって、気分を切り替えることも必要です。
自分が、いまできることは行って、
たとえ、いま何もできないことをもどかしく思うことがあっても、
過剰に責めないように。
いま、できること、やることからやっていく。
自分自身の"いま"を抑圧することなく、
日常を、フレキシブルに、自由に過ごせますように。
ゼロか百がに偏らないで…
ゼロか百かを選ばせようとするのは、
いつも思考。
…一方的な一般論や刷り込みや、道徳感などからの罪悪感を刺激して…
思考で複雑にしたりしないこと。
いつだってシンプルさに立ち戻り、
どんな自分も、いまにあっていいと思い出せますように。
自らを責めないで…
それは心身にやさしい慈愛や慈悲のエネルギーだから。
そして自分やまわりへ…健やかさにつながるから。
ふるさとの厄除けの神社⛩️🙏✨
今回の能登地方地震で、
親しくしているご家族も被災されて…職場が大きな被害を受けられたとのこと。
無事に避難をされたとのことですが、避難所生活を余儀なくされているとのこと。
…どうか少しでと暖かく、食事やその他の必要なものを受け取られていますように。
そして、助けを求めている人のところに、救助救援の手差し伸べられますように。
そして…状況がゆるしたら、
できることからしていけたら。と思いを馳せています。
心理セラピスト 野村須美子