あれは
会社に雇われるのを辞め
自分の足で歩き始めた
最初の勢い
謙虚さ
順調に仕事は増え
少しずつ
少しずつ
傲慢の陰が忍び寄る
気がつけば
口から出る言葉は
焦り
迷い
不信
不安
不平
不満
愚痴
泣き言
それは見事に
実現化する
不安の言葉は周りを不安にさせ
焦りの言葉は周りを焦らせ
迷いの言葉は迷いを呼び
そして不信の底を見る
あるとき
嫁さんが
部屋の隅に
そっと置いていた
一冊の本
ここからすべてが始まる
雲が晴れ
太陽が差し
光りが輝き
景色が輝き
自分が輝き
そして輝く太陽になる
ときには曇りになって
雨もたまに降るけど
そのおかげで草木は育ち
水は巡り
ときには災害もあるけど
破壊は再生の始まり
きっとよくなるし
もっとよくなるし
必ず晴れる！
そう信じて
すべてに感謝して
さあ前進だ！