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大学生のうちにかいておきたいこと

ホリヒカルです。SFCという藤沢の大学に通っています。卒業までの4年間に起こったコト、考えたコト、悩んだこと、嬉しいこと色々書きたいと思ってます。書くうえで大切にしたいことは「じぶんに素直」です。

午前0時を過ぎる少し手前で、ウィーンからドバイを経由してきたエミレーツ航空は羽田空港に到着した。3月初旬から約10日間に渡って過ごしたヨーロッパ旅行がこれにて一段落したわけである。この文章は、家に帰宅してお風呂にゆっくり浸かってから書けていたら最高だけど、あいにく僕はまだ空港にいて早朝の町田行きバスを待っている。3月13日の22時(ウィーン時間)に出発して家に到着するのは多分3月15日の朝7時頃(日本時間)だろう。時差の関係で、頭がクリアだからいまのうちに書いておこうと思う。ちなみに僕の隣では、一緒に旅行した長谷川くんが空港内のコンビニで買ってきたサラダをむしゃむしゃと食べている。

この旅行では、ウィーン、リンツ、ベルリンという3都市を訪れた。いずれも、旅行の計画をあまり立てていなかったし、何より前日まで大学の展示会でドタバタしていたから準備どころではなかったのだけど、総じてとても楽しい時間であった。何が楽しかったかといえば、色々なシーンが思い浮かぶ訳で、ウィーンではシュテファン寺院や楽友協会のコンサートにも行けたし、リンツではデジタルアートやモダンアートの美術館をぐるぐる周り、おいしいレストランにも恵まれた。他にも例をあげればきりがないけど、個人的に好きだったのはベルリンの壁沿いを流れるシュプレー川でゆっくりと「何もしなかった」ときかもしれない。

ベルリンを訪れたのは、(サラダ好きの)長谷川くんの友人(18歳 女性)に会うためである。長谷川くんは昨年参加したインターナショナルプログラムにて彼女と出会い、「いつかベルリンに行くね!」という約束をしたため、この旅行を機会にぜひベルリンに行く運びとなった。ベルリンではその子の実家に泊めさせていただき(ホテル代と朝食代が浮きました!!)、さらには観光ガイドまでしてもらうという至れり尽くせりのもてなしだった。ちなみに彼女は僕らが訪れるということで、現在インターンシップをしている会社から4日間の休みをもらってくれていたらしい。ここまでくると長谷川くんに好意があるとしか思えなかったが、2日目の夜に行ったジャズクラブに彼氏を連れてきたことで僕の予想は見事に裏切られたことになる。それはさておき、大事な話はシュプレー川で過ごした時間についてである。

僕らがベルリンで過ごす最後の日に、ベルリンの壁を訪れた。東西を分断していたその高い壁を見ると、歴史の教科書をほぼ新品のままに卒業した高校時代を後悔したが、それでも当時の情景を思うとやはり現場の空気に触れて考えるというのは大切なような気がした。シュプレー川は、そのベルリンの壁沿いを流れる川の名前である。川沿いには芝生が広がり、多く人が日光浴をたのしんでいた。僕らもそれに倣って、芝生に腰をおろした。川の流れがとてもおだやかで、僕は小石を拾っては川に投げ入れ、小石が生み出す波紋を見ていた。同心円上に広がっていく形はなぜか飽きること無く見ていられた。遠くから、メトロが走っていく音がきこえた。