先に襲って来たのは更年期だった。


始まりは突然のメンタル攻撃だった。


あまりに突然メンタルが急降下し、仕事帰りに歩くのも一苦労になった。


幸い、大豆素材の食品が良く効いたので、それ以来ずっと、豆腐や豆乳を毎日食べて、メンタルを維持している。


更年期と言われると、何かとネガティブに語られることが多いと思うが、良いことと悪いことは、一枚の紙の裏と表のように、必ずくっついていると思う。


更年期の良いところ。


私の場合は、筋肉がつきやすくなったことである。


大豆のおかげで、更年期の症状が弱まってくると、稽古をしたらその分筋肉が増えるようになった。


そうなって初めて、左腕がなかなか強化出来なかった理由が腑に落ちた。


女性ホルモンの影響で、筋肉がつきにくかったのだ。


徐々に鍛えられて行く左腕を鏡に写して、これが右腕と同じ太さになったら、右手打ちが直るに違いないと思った。


ノルディックスクワットも続けていた。


これも、以前より筋肉が増え、主に内腿が太くなってきた。その代わり、前腿が細くなってきた。


それまでは、稽古の後は、腿の外側から腰にかけて、パンパンに張って、痛くて眠れない時もあったのだが、その症状が無くなってきた。


自分の体がこんな風に変化していくことがおもしろく、剣友会での基本打ちには熱が入った。


そんな時、コロナがやって来たのである。