昨晩の豪華トリプルメインイベントの1試合目。
デビュー戦で能嶋宏弥に勝って驚かせたセムジュ・デビッドが日本ウェルター級王座決定戦に出場。
相手はトップランカー石脇麻生。好カードだ。
気になるのは中京と関西の所属ボクサーによる王座決定戦が後楽園ホールで大橋ジムの興行で行われる事。
日本タイトルマッチですら地方のジムでの開催は難しいのだろうか?
初回、デビッドは速くはないが多彩な角度からパンチを放ち、石脇のガードの隙間を叩く。石脇はガードを固めて左フックを放つ。
3ラウンド、デビッドのジャブからの右が悉くヒット。
4ラウンド、石脇は頭の位置を変えて狙いを定めさせ無いようにするが、デビッドの正確なパンチに晒される。
5ラウンド、石脇は狙い過ぎて手数が減る。デビッドは豊富な手数で支配。
中間採点はユナニマスでデビッド。
6ラウンド、デビッドの右が次々ヒット。石脇も左フックを返すが当たらない。
7ラウンド、石脇の流血により試合中断。ヒッティングで切れた傷だけに石脇は苦しい。
再開後、デビッドはラッシュを仕掛けてレフェリーストップを呼び込む。
佐々木尽のライバルになれるだろうか?