ベン・ウィテカーVSエズラ・アリエニカ(IBFインターライトヘビー級地域タイトル) | ボクシングライフW

ボクシングライフW

趣味と言うよりライフワークになっているボクシングについてとりとめもなく感じたままに

今朝のロンドン興行セミファイナル。


五輪銀メダリスト  ベン・ウィテカーが登場。一部で非常に評価の高いボクサー。

対するエズラ・アリエニカは12戦全勝のホープ。


初回、ウィテカーは低いガードから速い左を連打してアリエニカを寄せ付けない。

ライトヘビー級とは思えないスピード。

2ラウンド、ウィテカーはボディを叩く。アリエニカ、ガードに忙しく手が出ない。

3ラウンド、アリエニカは重心を低くしてプレッシャーを強めるがパンチは空を切る。

4.5ラウンド、ウィテカーはノーガードでアリエニカの攻撃を避けながらアッパーを多用する。

ウィテカーはナジーム・ハメドに例えられる事があるが、一発の威力はそれ程でもない。

6ラウンド、ウィテカーのボディでアリエニカは失速。ラウンド終了後、ウィテカーは肩を組み、アリエニカに何かを話すと………アリエニカは頭突きで応酬。

7ラウンド、アリエニカは前に出るがウィテカーのフットワークに付いていけない。
クリンチ………と言うより背後に回ったウィテカーにアリエニカは肘を使って攻撃。昔のタイ人ボクサーでもここまで露骨にエルボーを使わなかった。減点1。

8ラウンド、攻めるアリエニカ、避けるウィテカーの構図は変わらない。

9ラウンド、珍しくウィテカーが攻める。これまであまり使わなかった右を繰り出す。

ラストラウンド、残り20秒でウィテカーが攻勢に転じる。アリエニカを下がらせた所で試合終了。

判定は大差でウィテカー。

ウィテカー、驚異的な反応の速さだがもう少し攻めてほしい。