藤村炎村VS李健太(日本Sライト級) | ボクシングライフW

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趣味と言うよりライフワークになっているボクシングについてとりとめもなく感じたままに

一昨日のメインイベント。


チャンピオンカーニバルNo.1カードと名高い一戦。

パワーの藤田炎村、スキルの李健太、楽しみな一戦。


因みに李からチケットを買ったので周りは帝拳軍団の大声援真っ只中。


想像通り体格差が際立つ。


初回、藤田はスイッチをしながら前に出る。李はサイドに動きながら捌く。共にボディを狙う。


2ラウンド、藤田のボディアッパーで李は失速。離れると李の左ストレートが良い。


3ラウンド、李は右目上をカット。これはバッティング。藤田は構わず前進、李は多彩な右で接近戦で打ち合う。李のボディが上回る。


4ラウンド、前に出て振り回す藤田だが当たらない。李の左ボディアッパーで削られる。


5ラウンド、李のパンチが次々ヒット。ヒット率には相当差がある。


中間採点は49-46×3で李。


6ラウンド、藤田は前進を続けるが手数が減る。李はひたすらヒットを奪う。


7ラウンド、藤田の左がヒット。ここから藤田は逆襲に転じるが李のパンチも貰う。


8ラウンド前半は藤田が攻める。後半は李のボディが有効。


9ラウンド、李は身体ごと藤田を押し込み、ヒットを奪う。

李の右フックで藤田の身体が泳ぐ。

ラストラウンド、逆転を狙って藤田は出る。だが李の正確さが上回る中、試合終了。
大歓声でゴングが聞こえなかった。

採点は97-94×3のユナニマスで李が新王者に。

帝拳ジムにSライト級ホープが誕生。
これは平岡アンディの世界挑戦が遠のいたと考えられなくもない。