イタリアボクシング界 | ボクシングライフW

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趣味と言うよりライフワークになっているボクシングについてとりとめもなく感じたままに

日本時間明後日早朝、WBCSフェザー級挑戦権を得るため、力石政法がイタリアのリングに上がる。


イタリアは常にそこそこの選手を送り出す。一方で特別な選手がいない印象がある。


日本のオールドファンにとってはイタリアと言えばカルメロ・ボッシやサンドロ・ロポポロが印象に残る。50歳の私には映像の中のヒーロー。


ヘビー級マニアとしてはプリモ・カルネラとフランチェスコ・ダミアニの2人の世界ヘビー級王者を生んだ国。


また、日本に縁は無くてもSウェルター級のテクニシャン  ジャン・フランコ・ロッシ、マービン・ハグラーと2度戦ったヴィト・アンツォフェルモ、金メダリストにして兄弟世界王者のステッカ兄弟、同じく金メダリストにして(初期のWBOだが)世界王者になったジョバンニ・パリージが印象深い。


忘れてはならないのがイタリア系ボクサー。

アルツロ・ガッテイ、ポール・マリナッジ、ファン・マルチン・コッジはイタリアがルーツだった気がする。


さてスペシャルはいなくも優秀な人材を世に出し続けるイタリアボクシング界。

日本人のイタリア登場は………世界戦レベルだと平仲明信以来?


だが気になる事がある。

このポスター、second  eliminationと書いてある。

本当にWBC挑戦者決定戦なのだろうか?
それは横に置き、勝利を約束された日本国内で行われる軽量級世界戦よりずっと興味深い。
勝つか負けるかわからない。そんな勝負の醍醐味を堪能したい。