JBCにポリシーはないのか? | ボクシングライフW

ボクシングライフW

趣味と言うよりライフワークになっているボクシングについてとりとめもなく感じたままに

一昨日、ルイス・ネリの日本追放が解除された。



ネリの追放は体重超過と薬物の両方が原因だと思い込んでいたがウェイトオーバーだけが原因だったようだ。↓


元々、私個人はネリの追放に反対だった(過去記事参照)。他のボクサーとの整合性が取れない。

大森将平戦でウェイトオーバーしたマーロン・タパレスは何事も無かったかのように昨年、井上尚弥と対戦した。

ネリ以降の世界タイトルマッチだけでもファン・エルナンデス、比嘉大吾、石澤開、ジョシュア・フランコがウェイトオーバーをやらかしたが追放処分なんて誰も受けていない。
特にフランコのウェイトオーバーはネリを遥かに越える。一体、何故、ネリだけ追放されたのだろう?

そして考えてしまう。
ネリはウェイトオーバーをしたからではなく、ウェイトオーバーをして尚且つ勝ったから処分を受けたのだろうか?
いや、タパレスは処分を受けていない。
大森将平に勝つのは良くても山中慎介に勝つのは罪なのだろうか?

そしてネリの追放は何か意味を為したのだろうか?
戦いたい日本人がいれば関係のない処分だったのだろうか?
それとも井上尚弥だから良いのだろうか?

事実はわからないが、そんな疑念を生むだけのやってはいけない追放処分だった様に思う。

ウェイトオーバーは勿論、問題だ。
だがAは良くてもBは駄目。
このスタンスは更に大問題に感じる。

この件の最大の被害者は大橋ジムと井上尚弥だろうか………いや、良い宣伝になったかな?

だが同じ事をしてもタパレスには拍手で、ネリは大ブーイングで迎えられるだろう。これはネリの自業自得でもあり………JBCの罪でもある。