肝心の試合の注目度が低い | ボクシングライフW

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趣味と言うよりライフワークになっているボクシングについてとりとめもなく感じたままに

3日前、会社のパソコンで競売の結果を確認しようと検索の為、Yahoo!を開いたらこんな記事が上がっていた。



井岡一翔 珍しく井上尚弥に言及。

これがYahoo!の見出しの一角を飾るのだからボクシングも捨てたものじゃないな………と仕事のパソコンだから開かず、後でスマホで記事を読んだ。

さて、その後、総務部で衝撃的な一言を聞いた。
因みに私の勤務するビルには私以外に2人のボクシングファンがいる。と言っても私程には病的ではない。放送、配信があれば見る程度。

言われた台詞。
「井上VSタパレス、盛り上がっていないね」
………確かに。

私の感じ方が周りと違うかもしれないが、一番、マスコミの後押しもあり注目を集めたのは1年前のポール・バトラー戦の様な気がする。
スティーブン・フルトン戦もバトラー戦よりは盛り上がりに欠けた気がする。

今回、チケットを抽選販売と言う形を採っても………実際は東日本のボクシングジムで全席一割引きで売られていた。サンプルは少ないが中部のジムでも1割引きで売られているのを確認した。この現象は何だろう?

推測だが申し込んで当選をしてもキャンセルする人が多く、大橋ジムも煩わしいのでは?
これでは本当に観に行きたい人が報われない。

井岡の12度目の大晦日興行も話題になっていない。

試合より、リングの外の方が話題になるボクシング界。これは健全な姿とは言い難い。

井岡の集客力の無さを嘲笑する人もいるが………それでも大阪ならNo.1の集客力だろうし、関東でも(差は大きいが)井上に次ぐ。
多分、寺地拳四朗、中谷潤人が単独で世界戦をしても集客は悲惨な結果に終わると思う。

その井岡も長くはないだろうし、井上もムック誌が出たが世間一般で話題になっている気がしない。

後に続かなければならない田中恒成、井上弟、中谷、重岡兄弟の知名度は無惨の一言。何よりも慎重過ぎるマッチメークを見る限り、プロモーターに実力を信頼されているのは重岡兄弟だけに思う。
ん?………プロモーターとジムが別だから出来る事なのかな?

何にせよ、今の動画配信バブルは遠からず金銭面でシビアになると想像する。以前から井岡、井上、村田の次を………と書き続けて来たが未だに現れない。

日本ボクシング界、ボクシングファンが思う以上に崖っぷちかもしれない。