エバニー・ブリッジスVS吉田実代(IBF女子バンタム級) | ボクシングライフW

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趣味と言うよりライフワークになっているボクシングについてとりとめもなく感じたままに

イギリスで大人気?の女子世界王者 ブリッジス(オーストラリア)がアメリカ進出。世界で最もビジュアル系………と言うよりセクシー系で注目を集める女子ボクサーだ。

と言っても試合より計量の方が注目を集めているかもしれないが………。


相手は先日、敗れたばかりの元WBOSフライ級王者 吉田。


吉田は「戦うシングルマザ ー」と日本語?でコールされた。シングルマザーって日本語なのだろうか?


初回、共に左を突き合う。吉田は左から右に繋げクリーンヒットを奪う上々のスタート。


2ラウンド、揉み合いが多い。だが密着戦こそ吉田の得意とする距離。

3ラウンド、ブリッジスがプレッシャーを強める。吉田は手数で押し返す。

4ラウンド、再び密着戦。吉田の右アッパー、左フックが良い。

5ラウンド、吉田の右フックがヒット。ブリッジスの前進を上手く止めている。

前半は吉田優勢。中間採点はわからないがリードしているのは間違いないだろう。

6ラウンド、ブリッジスは前に出てひたすらボディを叩く。ラウンド終了間際、吉田の右アッパー、右フックがヒット。

7ラウンド、吉田の右でブリッジスが下がる。ブリッジス、右が全然、見えていない。

8ラウンドも吉田の右が良い。ブリッジスはDAZNの解説からも「頭の位置が変わっていない」と苦言を呈されている。

9ラウンド、一回り大きなブリッジスだが押し合いで吉田に負けている。吉田の右アッパーがまたもやヒット。

ラストラウンド、吉田は立っていれば王座奪取確実。だが変わらず右を振るう。最後までブリッジスは右を避けれない。吉田の右がブリッジスの顎を捕えた所で試合終了。

判定はユナニマスで吉田。
お嬢さんと喜びを分かち合う吉田。

中谷潤人がアンドリュー・マロニーを鮮やかにKOした試合もあった。しかし、アンダードック、王者からタイトルを奪った点から2023年、日本人が海外で挙げた最も大きな勝利かもしれない。