森武蔵VS渡邉卓也2(OPBFSフェザー級決定戦) | ボクシングライフW

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趣味と言うよりライフワークになっているボクシングについてとりとめもなく感じたままに

一昨日のセミセミ。

メインと同じく引き分けを挟んでのダイレクトリマッチ。


初回から激しい攻防。

サウスポーの森が右を上下に散らしながら左をボディに伸ばす。渡邉は左ボディから左フックを上に返す。渡邉のボディの方が強烈。

2ラウンド、積極的に攻めるのは森。渡邉をロープに押し込むが一発のパンチは渡邉の方が重そう。

3ラウンド、渡邉、右目付近をカット。私の席からはわからなかったがヒッティングらしい。

4ラウンド、森がペースを掴む。右アッパー、右フックがヒット。返しの左ストレートも正確。

中間採点は39-37 ×3で森。

5ラウンド、打ち終わりを狙われているのを感じているのか渡邉の手数が落ちる。

6ラウンド、渡邉がこれまでより前に出るが森の左ストレートの方が正確。

7ラウンド、渡邉はボディと左右アッパーをまとめる。森は手が出なくなった。

8ラウンド、密着戦の多いラウンド。渡邉のアッパーが有効。ラスト10秒、森は打ち返すがラウンド全般では渡邉。

中間採点は77-75 ×3で森。

9.10ラウンド、渡邉の出血からドクターチェック。幸い続行に。これまでよりやや距離を取った攻防になる。フットワークの早い森の見映えが良い。

11ラウンド、森の左ストレートが良い。うまく渡邉のガードの隙間を貫く。

ラストラウンド、森は鮮やかな左ストレートで駄目押しのダウンを奪う。
これで勝負あり。

採点は117-110で森。
ABEMATVは力石、木村、原、坂、森、と優れたSフェザー級王者を抱える。この面々を使ってトーナメントが出来たら面白い。