昼休み観戦記① | ボクシングライフW

ボクシングライフW

趣味と言うよりライフワークになっているボクシングについてとりとめもなく感じたままに

忙しい毎日、少しでもボクシングを見る時間を確保する為、昼休み鑑賞は必須。先週の昼休みに見た試合の観戦記。
因みに私の会社はクリスマスは絶対に仕事(泣)


●ビック・サルダールVSオスカー・コラーゾ(WBAミニマム級エリミネーター・22.7.16)

少し古い試合。
コラーゾはサウスポーでまだプロ4戦目の世界ランカー。

サルダールはサウスポーを苦手とせず、いつも通りジャブから右を繋ぐ。コラーゾはガードを固めて巨利を詰め、いきなり放つ左ストレートが強い。

4ラウンド辺りからコラーゾの前進が優る。左ストレートをボディに放ち、ロープに詰めて右フックを上下に打ち分ける。

7ラウンド、激しいラウンドになる。
まずはコラーゾの左ボディでサルダールは動きが止まる。
追撃を加え、サルダールはダウン。
戦意喪失気味だと感じたが………なんと直後に今度はサルダールのアッパーが炸裂。
コラーゾもダウンを喫する。
ダウン応酬のエキサイティングなラウンドとなった。

8ラウンド、ダメージが残っているのはサルダール。コラーゾはボディを攻める。

10ラウンドからサルダールも反撃。だが再三、ボディを打たせたので連打が続かない。逆にコラーゾはまだまだスタミナを残している。

ラスト2ラウンド、コラーゾは勝ちを確信したのか無理をしないまま試合終了。

判定はコラーゾ。

プエルトリコの選手だけにWBAエリミネーターでありながらターゲットはWBOかもしれない。谷口挑戦はある?

●キコ・マルチネスVSジョーダン・ギル(EBUフェザー・22.10.29)

かつて長谷川穂積を退けたマルチネス。IBFフェザー級タイトルをキッド・ギャラードから奪い、ジョシュ・ウォーリントンにタイトルに敗れる等、まだまだトップ戦線で戦う。

再起戦で世界ランカー  ギルと戦う冒険マッチに挑む。

初回、マルチネスは一回り大きいギルを追う。
ギルは速い足と左でマルチネスの正面を避ける。

2ラウンド、マルチネスのプレッシャーが強い。初回のギルは動いていたが、今は動かされている印象。

3ラウンド、マルチネスの圧力に屈し、右ストレート………と言うよりは自ら膝を着くような形でギルはダウン。

更に右アッパーでダウンを追加。

4ラウンド、詰めの鋭いマルチネスは一気に襲いかかる。ギルも打ち合って打開しようとするが1-2からの左フックで3度目のダウン。

更にいきなりの左フック。
これで試合終了。

顎に弱点のあるマルチネスだが強打は健在。
日本で活躍したボクサーが未だに強いと嬉しくなる。