一昨日のオレクサンダー・ウシクVSアンソニー・ジョシュア再戦、素晴らしい試合だった。感じた事を取り留めもなく書いてみる。
①序盤のペース争いから一転、8ラウンドから激しい打ち合い。大満足の1戦だった。
それでも世界ヘビー級タイトルマッチと言うより、優れたアスリート対決に感じた。私がヘビー級に求めるのは殴り合い。この試合は打ち合いに感じた。
②ジョシュアが勝てば世界ヘビー級タイトル9本獲得の新記録。会場にいたイベンダー・ホリフィールドの8本を抜けず。それにしても………1本でいいから日本に分けてほしい。
③ウシクの次はセミのIBF挑戦者決定戦に勝ったフィリップ・フルコビッチと対戦だろうか?
ウクライナ人VSクロアチア人。売り込むのが大変そうだ。
④ウシクのサイズはモハメド・アリとほぼ同じ。
クリチコ兄弟がヘビー級の覇権を握っていた時、アリやタイソンは2メートルのヘビー級トップ選手には勝てない、と言った論調が多かった。
ウシクを見ていると右と左の違いはあってもアリなら2メートル級の選手を上手く捌けるかも………と感じた。
ただし、倒すのは難しいかもしれない。
⑤ウシクはリング誌PFP1位に返り咲くかも。井上尚弥を抱える日本ボクシング界からすると複雑。
⑥ウシクVSジョシュアの第3戦は見たくない。
それでもジョシュアにはまだまだ商品価値がある。デオンテイ・ワイルダー戦、タイソン・フューリー戦、ルイス・オルティス戦の実現を期待したい。