誰も気付かない偉大な一歩 | ボクシングライフW

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趣味と言うよりライフワークになっているボクシングについてとりとめもなく感じたままに

私はヘビー級マニアであり、クラシックファイトファン。そんな変人(自覚あり)に大きな事件が起こった。


………そうで無い人にはどうでもいい話です………


現在のヘビー級はWBC王者  タイソン・フューリー、WBA.IBF.WBO三団体統一王者  オレクサンダー・ウシクの2人の王者が主役と言っていい。


だがもう1人、陰の世界ヘビー級王者がいる。

WBA世界ヘビー級王者  トレバー・ブライアン。

所謂、WBA第2王者だ。

このブライアンが6月11日、ダニエル・デュボアの挑戦を受けた。




私は結果を伏せている間、ワクワクした(ビデオが2日後に届く予定だった)。何故か?


デュボアは藤本京太郎に2ラウンドKO勝ちしている。



もし、デュボアが勝てばジョン・エル・サリバンが初代 世界ヘビー級王者になってから140年。
日本人ボクサーの名前が初めて世界ヘビー級王者の戦歴に刻まれる。

緑ジム所属だったオケロ・ピーターが当時のWBCヘビー級王者 オレグ・マスカエフに挑んだ時も興奮したが、日本人の名前がヘビー級の歴史に(ほんのちょっぴりカスリ傷程度だが)刻まれるのは嬉しい。

そしてデュボアは勝ってくれた。
ビデオを見ている最中、私はどちらも応援しない主義だがデュボアに勝って欲しいとは思っていた。

これは小さいが大きな一歩。

私の夢は日本人世界ヘビー級王者誕生の瞬間を見届ける事。まずは世界挑戦………と言いたいがそれすらも難しい。
だが、藤本は世界ヘビー級ランカーになり、後の王者と戦った事により、140年目にして初めて世界ヘビー級王者と関われた。

これは偉大な一歩だ。

日本人世界ヘビー級チャンピオンを見届ける夢をボクシング仲間に話すと呆れられる。
「太陽さんの曾孫の代に実現するかも」とも言われた。長生きして見届けて見せる‼️

ただし、その夢が叶う時、世界ヘビー級タイトルに手が届くと言うより、タイトルが堕ちてきたから実現するかもしれないが………。