2022.4.2後楽園ホール セミファイナル | ボクシングライフW

ボクシングライフW

趣味と言うよりライフワークになっているボクシングについてとりとめもなく感じたままに

前回の続き。


●赤穂亮VS中川麦茶(Sバンタム級)


後楽園ホールを長く盛り上げた両者の対決。

42戦目の赤穂 VS  33戦目の中川、最近では珍しい拳歴。


やはり中川が一回り大きい。


初回、スピードは赤穂が上回るが中川のジャブが正確にヒット。ラウンド半ば中川の右で赤穂の足がもつれる。


2.3ラウンド、赤穂は速い左を突いてプレッシャーをかけるが、中川の単発の左を貰う。


4ラウンド、赤穂は前に出るが当たらない。逆に中川の右がヒット。ラウンド終了間際、赤穂の左フックもお返しとばかりにヒット。


5ラウンド、赤穂の右がヒット。ただし、中川にダメージは感じられない。Sフライ級では圧倒的なスピードとパワーを見せた赤穂だがSバンタム級では厳しい。


6ラウンド、赤穂の左フック、右の打ち下ろしが良い。


7ラウンド、序盤は中川が攻めるが、中盤以降は赤穂のボディが効いたのか中川は失速。


ラストラウンド、クリーンヒットは両者共にあるが今一つ噛み合わせが悪い中、試合終了。


判定はユナニマスで赤穂。



赤穂は勅使河原にも勝っているが、今日は体格差に苦戦した。

最近、井岡、井上、田中の影響で軽量級の階級差を軽視していた………と私自身、反省させられる試合だった。