私の価値観を変えたアウトボクサー | ボクシングライフW

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趣味と言うよりライフワークになっているボクシングについてとりとめもなく感じたままに

昨日まで書いた様に私はインファイターよりアウトボクサーが好きだ。だが昔からそうだった訳ではない。
小学生時代の私は赤井英和、浜田剛史の倒しに行くスタイルが好きだった。

だがそんな私の価値観を変えたボクサーがいる。今は名トレーナーとして活躍しているロニー・シールズ。浜田剛史の初防衛戦の相手だ。


この試合↑、シールズはウォーレンに敗れた後の再起戦に当たり、浜田は衝撃の1ラウンドKO奪取後の初防衛戦。
事前に相手の映像を確認出来なかった当時、ボクマガやワールドではシールズを「アマチュア時代にハーンズに勝った」事をやたらと強調していた。それでも直近の試合で敗れている事から楽勝だと思っていた。

だが、いざ試合が始まるとシールズの滑らかなフットワークと正確な左で浜田を翻弄。
判定はスプリットで辛うじて浜田の初防衛成功。この試合をG+は再放送してくれない。綺麗な映像と差し替えたいんだけどな。パワーとスピードだけがボクシングではない、と小学生の私は教えられた。

もちろん、イラリオ・サパタを見ていたので頭では理解していたが、なんとなくサパタのボクシングは「ボクサーらしくない」と感じ、小学生だった私は否定的だった。今は違う感想を持っているが。

そのシールズ、今やWOWOWエキサイトマッチにおいて影の常連。体型は変わったが時折、現在の姿を見れて嬉しく思う。

教え子を連れて来日してくれないかな?
一度、会ってみたいトレーナーだ。

そして「あなたのボクシングに憧れました」と伝えたい。