比嘉VSロサレス(変則WBCフライ級) | ボクシングライフW

ボクシングライフW

趣味と言うよりライフワークになっているボクシングについてとりとめもなく感じたままに

色んな意味で歴史に残る一戦。
若い比嘉なら回復してるんじゃないかな?、とは事前の予想。

因みにダブルメインの前の客入りはやや寂しい。
もうちょっと入るかと思ったが………。
それでも1万は入っているかな。会場が広すぎる。

比嘉の入場時、歓声かブーイングか注目したが観客は無反応に近かった。リングに上がると歓声の方が圧倒的に多い。

初回、比嘉は距離を取りながら一気に距離を詰め左フック、左ストレートを狙う。ロサレスはブロックしながら長い左を狙う。

2ラウンド、ロサレスの上下に打ち分ける左フックがいい。比嘉は貰い方が悪い。

3ラウンド、激しい打ち合いが続く。ややロサレスか?

4ラウンド、比嘉のいいボディも入るがロサレスの方がヒット数が多い。

中間採点はスプリットでロサレス。

5ラウンドは接近戦。比嘉のいいボディも多いが、ロサレスの反撃を受ける時、貰い方の見栄えが悪い。

6ラウンド、前半は比嘉のボディが上回るが後半はロサレスの連打に晒される。

7ラウンドは比嘉がプレッシャーをかけ、左フックを上下に打ち分ける。

8ラウンド、比嘉のビックパンチとロサレスの手数が交錯。

中間採点は2ー0でロサレス。

9ラウンド開始早々、ロサレスがこれまで以上の攻勢をかける。
減量の件があったからか、比嘉陣営は試合をストップ。
連続KO記録、達成ならず。

もし、比嘉に計量失敗がなければここでのストップは無かったと思う。しかし、ベストの比嘉でも判定には持ち込めたかもしれないが、勝てなかったと思う。

とにかく、スター候補が1人消えた。日本ボクシング界には厳しい結果だけが残った。