ロマチェンコに勝ったサリドと三浦に負けたローマン。ボクシングに三段論法は通用しないけど、ローマンが勝てば
三浦>ローマン>サリド>ロマチェンコ
になるのでなんとなくローマンを応援してしまう。
初回、ローマンの方が積極的に前に出る。ロープ、コーナーにサリドを押し込むが、ラウンド終盤、サリドの右フックでローマンはグラつく。
2ラウンド、ローマンが仕切り直しとばかりに前に出てサリドに左右フックをヒットさせる。
3ラウンドは2ラウンドと同じ様な展開。サリドの口が開いているのが気になる。
4ラウンド、ローマンの右でサリドがダウンを喫する。だが平然と立ち上がり打ち返す。
5ラウンド、接近戦での激しい打ち合い。ローマンの手数が上回る。
6ラウンドは前半はサリドが、後半はローマンが前に出る。サリドのボディが印象に残る。
7ラウンド、ローマンがサリドをコーナーに詰めて連打を浴びせる。
8ラウンド、1-2、左ストレートでローマンがサリドからダウンを奪う。またもやサリドは立ち上がる。ローマンの追撃は激しいがサリドは耐え抜きラウンド終盤は反撃する。
9ラウンド、ローマンの連打でサリドが崩れ落ちレフェリーストップ。
激しい試合だった。
何故、同じクラスのIBFタイトルマッチ、尾川VSファーマーがセミでこの試合がメインなのかよくわかった。
観客は肩書きよりもスリルを求めるのだろう。