応援する(好きな)選手と理想のボクシングスタイルはちょっと違う。
応援する選手は過去に縁があったり、勇敢なマッチメーク、言動、出身地、所属ジム等、様々な要素がある。でも一番は試合が面白いかどうかのように思う。
厄介な事に応援する選手が必ずしも自分の理想とするスタイルとは限らない。
例えば一昨日引退したパッキャオ。昔、一緒に写真を撮ったこと、勇敢なマッチメークとスタイル、アジア初の世界的スーパースターと言う要素から熱狂的に応援してきた。
では理想とするボクシングスタイルかと言うと…微妙。
もちろん好きか嫌いかと言うと好きな部類だが、アルゲリョを理想とする私は宿敵マルケスのスタイルの方が好みだったりする。でも応援するのはパッキャオ。
長谷川もそう。素晴らしいスピードに加え、バンタム級時代は上位から挑戦を受けるマッチメーク、応援せずにはいられない。しかし、ジョニゴン戦は応援は長谷川、好きなボクシングスタイルはジョニゴンと言う矛盾を抱えた。
ちなみに長谷川VSジョニゴン、チケットを買っていたのに震災で会場変更となり、仕事も震災の影響で会社に泊まり込みでそれどころではなく、無念の観戦断念となった。
私が理想とするアルゲリョやサラテ、ピントールの系譜を継ぐアップライトでガードが高いメキシカンによく見られたスタイリッシュなボクサースタイルを最近、見かけなくなった(アルゲリョはニカラグア人だけど)。
リカルド・ロペスが現役の頃、日本では4回戦でも多く見られたが、今は見かけない。コンビネーションの高速化に淘汰された感がある。
日本では三谷将之を最後に見かけない。
川島以降、日本では高速サウスポーがボクシング界をリードしている。マルケス、ジョニゴンの引退も近そうだし、このメキシカンファイターならぬメキシカンボクサーの後継者があらわれてほしい。