私の中で今最も熱を注いでいるグループ。それはHello!Project所属の最強グループ、アンジュルムである。



ヒルナンデスやマクドナルドのCM、雑誌といった媒体でも活躍する上國料萌衣がリーダーに就任し、新たな1歩を踏み出したアンジュルム。メンバー同士の仲も良く、未来しかないので今後も見守っていきたいグループである。

そこで私がアンジュルムをなぜ好きになったのか。自分自身のまとめも兼ねて連ねていきたいと思う。



S/mileageとの出会い

私がアンジュルムの前身グループであるS/mileageを知ったのはメジャーデビューの時だったと思う。「日本一スカートが短いアイドル」すごいキャッチコピーをつけられたものだと思ったのが懐かしい。
当時は48グループが大旋風を巻き起こしていたので、メディア露出はどんどん減っていっていたけれど、私は実力者集団であるHello!Projectが大好きだった。私の幼少期を形成したHello!Projectの恐ろしいところである。でも当時は男の人の方が圧倒的にファン数としては多かったので、現場に行くには至らなかった。
そして第3期メンバーの室田瑞希、佐々木莉佳子、相川茉穂が加入する少し前、お恥ずかしい話だが一度Hello!Project離れしたのである。…てへ。
その後どうしてこの界隈に戻ってきたのか。そのお話をしていこうと思う。


アンジュルムとの出会い

Hello!Projectを離れていた間も、モーニング娘。に所属していた工藤遥だけは大好きで、細々とMVは見ていたし、初の現場で卒コンにも行った。でもあくまで工藤遥がいると言う理由だけで、Hello!Project自体からは離れていた。
そんな私がアンジュルムを認識したのは、たまたまYou Tubeでおすすめに上がったDVD/Blu-rayシングルの中の1曲、マナーモードを見たことがきっかけだった。

https://youtu.be/2H2DLkTX__I?si=qMqsNDvoNQ7Ngdfj


歌詞も歌声もバチバチに強い女の子グループがいるなぁ…この感じ好きだな…と始まり、え?あやちょ?となってS/mileageから改名、増員したことを知ったのです。しかも、3期以降で神國料萌衣、笠原桃奈、船木結、川村文乃が加入しており、本当に工藤遥しか見てなかったのだと実感させられ、同時に反省した。
グループ名がS/mileageだった時代はモーニング娘。や°C-ute、Berryz工房が私の中での中心だったので、これは盲点だった。そして出会うのです、この方に。



そうりなぷ〜こと勝田里奈である。彼女のダンスと歌は衝撃だった。省エネ省エネと言われていたが、そのパフォーマンスからうちに秘めた強さを感じた。秒で私の推しになった。それからと言うもの、Hello!Project人生が再び始まるのだった。



アンジュルムという環境

アンジュルムの動画を遡っていく中で、圧倒的な仲の良さに驚いた。先輩をいじっている後輩を見て、これが許される世界なのかと思った。モーニング娘。が縦社会なだけに、新鮮でホクホクとした気持ちになった。
メンバーの仲の良さのほかに驚いたのが垢抜けの速さである。おしゃれな先輩に影響されて、後輩がどんどんおしゃれになっていくのが、好環境すぎて私も入りたくなったし、グループについていきたくなった。

ここでオタクの中では有名な話を1つ。当時14歳だった笠原桃奈が赤リップを塗ってステージに上がると、オタクが年相応の〜とか唇の色が濃すぎるとか騒いでいた。それをみた当時のリーダー和田彩花が「これからも好きな色のリップを塗りな」と声をかけた。そんな彼女は和田彩花卒業後のブログで「好きな色のリップを塗って生きていきます!」とつづった。

https://ameblo.jp/angerme-ss-shin/entry-12483372060.html


ことは後世にも語り継ぎたいエピソードである。私はこのことをきっかけに笠原桃奈にも注目するようになり、無事推し増しをすることになったのだ。…オタクちょろすぎない?




初代リーダー和田彩花卒業

2018年4月5日、グループ結成からリーダーを勤めていた和田彩花が2019年の春ツアーをもって卒業することが発表された。それをみた私は今後どうなっちゃうの?と不安を覚えた。
実際卒コンではそんな不安を打ちのめしてくれるくらいの赤いイヤホンから始まり、交差点と夢見た15年でボロ泣き。その後にアガる楽曲を持ってくるので気持ちが落ち着かなかった。その後のメンバー挨拶でもまた涙するわけなんですが、次期リーダーの竹内朱莉の言葉には共感しかなかった。
でも時間は止められない。Hello!Projectのメンバーはだいたい25歳前後で卒業していく傾向にある。だからこそいいところを継いで、新しく創って。グループを作り上げていく良さがある。不安しかなかった、アンジュルム コンサートツアー 2019春 ファイナル 和田彩花卒業スペシャル 輪廻転生 ~あるとき生まれた愛の提唱~が終わる頃にはこれからもアンジュは大丈夫!!!と根拠のない自信に満ち溢れて帰った。

https://youtu.be/YM__tV-3ChU?si=ORj3de7T3jhu4P9s


そして15年もの間アイドルを続けてくれたことを純粋に考えると、自分の青春をHello!Projectのアイドルとしてオタクと共に過ごしてくれているわけであり、我々オタクは感謝しなければならないと思う。



竹内アンジュルム爆誕

和田彩花の卒コンから一夜明け、新リーダー竹内朱莉擁する竹内アンジュルムの伝説が始まった。
そして早々に発表される推し勝田里奈の卒業。推し始めた時からなんとなくりなぷ〜は卒業早そうと思っていたので、ここまで居てくれたことにまず感謝した。
そして新メンバー橋迫鈴の加入。そう、今や何かあれば寿司、新メンバーの寿司加入が定番となっているが、その根源は橋迫鈴の祖父母が加入を祝ってお寿司を用意してくれたことにある。お祖父様、お祖母様ありがとうございます。

そんなこんなで橋迫鈴の加入が発表された時、わたしは不安を覚えた。このおとなしそうな子が動物園アンジュルムに加入??大丈夫???となった。結果的にはいらない心配だった。

https://youtu.be/UJI-_9BGUWk?si=HMAsekSIDNOAxBUn



勝田里奈卒業

久々の推しの卒業だった。でも不思議と寂しくなかったし、りなぷ〜らしいなって思った。

でも、橋迫鈴の加入を誰よりも温かい心で迎え入れ、一緒に活動する期間が最も短かったのに可愛がっている姿がとても印象的だったのでもう少し一緒にいて欲しかったのが本音である。

2期3人で披露していた旅立ちの春が来たは最高だったし、その後の交差点はそれすぎてもう涙だった。

そのコンサートで橋迫鈴のダンスにりなぷ〜味を感じてしまったのだが、ここはぐっと心を抑えて見守ったのが昨日のことのようだがすでに4年が経過していると思うと時の流れは早いと感じる。

脱線したが、卒業ソロシングルのとっておきのオシャレをしてについても、別に好きじゃない的な発言をするのが本当にTHE勝田里奈だった。でも、それ言っていいのか?とも心配になった。

https://youtu.be/PnsWSvKVGfg?si=_8ZsBKFdRZKEHelW


結論、勝田里奈の卒コンは寂しさによる涙と未来への楽しみでまた別の意味で和田彩花卒業の時のような複雑な心境を覚えたのだった。


笠原桃奈卒業

その後もアンジュルムを追いかけつづけ、気づけば2021年。現推し橋迫鈴は2020年くらいから気になる存在になっていた。
そして忘れもしない2021年6月21日。笠原桃奈の卒業が発表された。私は勝手に笠原桃奈率いるアンジュルムが見られると思っていたので、早すぎる卒業に動揺した。そして私の推しがまた18歳で巣立っていくことになり、18歳への恐怖を同時に覚えた。
でも卒業理由は前向きで桃奈らしくて、受け止めざるをえなかった。

そして迎えた2021年11月15日。桃源郷〜笠原桃奈卒業スペシャル〜。1曲目の赤いイヤホンで和田彩花からもらった大きな愛を感じて大号泣。訳のわからない感情でスタートした。でもセトリが頭がおかしいくらい楽しいもので、卒コンとか関係なく、アンジュルムの今の体制を見よ!という覇気すらも感じた。総括して言うのであれば披露する楽曲がパンチパンチパンチであるお祭りコンサートと言えるだろう。コンサート中は卒業後の活動が一切分からず、一度留学に行くことがわかっているだけ。今後お目にかかれない可能性がゼロではなかったため、笠原桃奈を目に焼き付けようと目を凝らしたのだった。
あっという間にコンサートは終了。アンコールで客席に来てくれたのだが、卒業する本人に湿っぽさは一切なく、オタクに明るくサラッと「お元気で!」と言って去っていった。私はなんだが取り残された気持ちになったが、それも笠原桃奈だな。さすが私の推しと思いながら帰った。

https://youtu.be/HGX25NWDUjs?si=solUFcSC58xZH82q


推し2人が卒業となり、推し居なくなるな〜と思ってたいた私。全然大丈夫でした。アップフロントは推しを提供してきました。そう、気になっていた橋迫鈴。前述している通り気になる存在ではあったが、歌い踊る姿に目を奪われ無事に推しになりました。その後は鈴ちゃん可愛い、鈴ちゃん好き、鈴ちゃんんん!と竹内アンジュルムを追っかけた。



竹内朱莉、卒業。


そして2022年12月。2代目リーダー竹内朱莉の卒業が発表された。「まだいてくれるだろう」と漠然と思っていたので、その発表に呆然とした。そらからというもの、竹内アンジュルムを見るぞ!とコンサートに行き続けた。

あっという間に卒コンの日にちと会場が発表され、アンジュルムは単独で初めて横浜アリーナの舞台に立つことになった。オタクは大歓喜、すぐにカレンダーのアプリに予定を入れ込んだ。

横浜アリーナでの開催にも関わらず、卒コンは落選祭り。私は運良くチケットがご用意され、2023年6月21日。横浜アリーナのいう大きなステージにアンジュルムをこの目でしかと見た。

新型コロナウイルスの流行でできなかった声出しも解禁され、次々続々の「たーけー」コールもちょいかわの煽りも何もかもが楽しかった。これが卒コン?本当に?と感じてしまうほどだった。

スマイレージメドレーは当時の人数とピッタリあわせるという細部にまで配慮がされていてエモかった。そして、スキちゃんからの交差点はオタクとしてはしんどいので、今後控えていただけると嬉しく思います。そんなら交差点ですが、橋迫鈴が!!!!竹内朱莉パートを引き継いだ!!ずっと歌うパートが安定していなかったこと、尊敬する先輩のパートを引き継ぐこと。橋迫鈴推しとしてはただただ嬉しい展開だった。それに今までたくさんの先輩を送り出して、交差点では泣いたことのなかった橋迫鈴が涙を我慢できずに号泣していたのも師弟関係が見えていて私も泣いた。2人にはずっとずっとこの関係でいて欲しい。

https://youtu.be/RSVvrdOHmcg?si=rG4HWUXWQ1Riow5J



その後、冒頭でも述べている通り3代目リーダーに上國料萌衣が就任。アンジュルム第3章が幕を開けた。下井谷幸穂、後藤花を新メンバーに迎え、最強を更新し続けているアンジュルム。

そんなアンジュルムが最強で。最高で。大好きなのだ。

これがわたしとアンジュルムの全てです。少しでも良さが伝われば良いな。