王監督辞任について。


辞任会見の時、「体調面の不安」「成績不振の責任を取って」とおっしゃっていた。

ずっと体調面の不安があったので、やめてしまうことはしょうがないと思う。

ただ、成績が良くないことの引責辞任というのはないだろう。

監督就任時のホークスは弱小球団だったのに、

今のような常勝球団になった。

そこに王監督の貢献があることは間違いないのに、

一年成績が悪いだけで責任はないだろう。

「体調面の不安」だけでみんな納得するんだから、

わざわざ言う必要はない。


今回に限らず、球団の成績が良くないと監督の進退を問うというのはよくあるが、

それは責任の所在を曖昧にしてしまう、愚行だと思う。


例えば、主力に故障者が続出して、ベストオーダーを組めずに、

チームが負け続けたとして、それは監督の責任だろうか。

苦しい台所事情をどうにかするのも監督の腕の見せ所だと思うが、

やっぱり故障をした選手の体調管理の問題だろう。

それで監督が職を追われるっていうのはかわいそうだろう。


北京五輪敗戦後に、星野監督が、

「全部私の責任」と言っていたが、

選手、コーチ、サポートスタッフなど、それぞれに責任があると思う。

それを監督の責任ということにしてしまえば、

今回の反省を次に生かせなくなってしまう。


実際グラウンドで戦うのは選手だし、

FAやトレード、ドラフトなどはフロントの責任が大きいだろう。

そういう人の責任も追及していかないと次の年に繋がらないよ。


メジャーではチーム作りの最高責任者である

ゼネラルマネージャー(GM)が責任をとられることも多い。

日本よりも選手の移籍が活発なため、

その判断を下すGMの責任が大きいのもあるだろうが。

オーナーシップっていうのはそういうところじゃないのかな。


松中、小久保、斉藤、新垣など、少し前の主力が以前の活躍を出来ない今、

ホークスは若返りを図っていかなければならない。

こういうときこそ監督やフロントたちの腕の見せ所だよ。

秋山さんか、森脇さんか、後任監督が誰になるか分からないけど、

いい結果になろうと、悪い結果になろうとも、

今後のホークスの動きは球界全体にとって見習うべきサンプルになると思う。

頑張ってほしいなぁ。


そしてなにより、王監督、お疲れ様でした。


どこが一単語だよ。