天気の良い1日になりました。


ホットカーペットを片づけようかと思っていましたが明日は雨の予報です。


また今度にしました。


リリースが決まってすぐに予約したCDが届きました。



k-kyokoのブログ


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セクシーですよね~yasuさん。


ツアーには行く予定は無いのですが・・行きたくなっちゃいます。


アルバム聴きながら想像してしまう・・あんなことやこんなこと~。


『生』 『死』それがいつもどこかにありますね。


『神』だったり・・ちょっと『エロ』だったり・・。


不思議な人・・そして魅力的な人。


遠くから応援しています。

Never mind~強がり~ 最終話となりました。


今回は最後の最後までどちを選ぶか迷いました。


どちらも選ばない・・方が私らしかったかな~?と思いながらリュウが引く結果になりました。


どんなに素敵な人が傍にいてくれても心の中に住み続ける人の存在ってとても大きいと思います。


意識とは別のところからくる感情・・時に厄介ですがそこに本心が隠れていたりします。


一番大事な時に自分の気持ちを真っすぐに伝えることができれば新しい道も開けるはず(そう思わないと前に進めなかったり・・)。


実際は上手くいくことなんてそうないのかもしれません。


ズタズタに傷つく現実から離れたい・・そういう私の願望かも知れません。


でも、現実の私は最後まで意地張って失くしてしまう側の人間だと思います。






長い間、お付き合いありがとうございました。


3月いっぱい、お話の方はお休みさせてください。


気になることを済ませてしまいたいと思っています。







「着いたぞ。」


リュウの運転する紺色のBMWが二人の通っている学校の正門の前に止まる。


二人は顔を見合わせてリュウを見る。


「ほら、降りろ。」


そう言って優斗が座っている側のドアを開ける。


何がどうなのかわからないまま車を降りる。


「先に行って待ってろ。


奈緒は少しくれて行く。」


「えっ?」


この人がここに連れて来た理由を考える。


ここからやり直せってことか??


あの日別れを告げた場所へと歩く。


いろんな思いが優斗の心の中で甦る。


奈緒の見せた表情の一つ一つがはっきりと。


とにかく素直な気持ちを伝えよう。


何度もこれが最後だと思った。


でも、その先に道が続いている気がしていた。


確信は無かったが・・。


だけど、今回はそれが無い。


ここで二人のこれからが決まる。


伝えなきゃ、この思いを奈緒に・・。


グランドを見渡せるスタンドの一番上に立つ。




さっきまで優斗が座っていたところにリュウが乗り込む。


「リュウ、どういうこと?」


奈緒が今にも泣きだしそうな顔で問いかける。


「一緒にバーベキューをした日から今日までありがとう。


ずっと考えていたんだ。


奈緒の心を。


アイツを求めているよ。


俺にはわかるんだ。


奈緒の気持ちがわかるんだ。


わからなきゃ、アイツのところになんて行かせない。


何でかな~わかるんだよ。


だから、ほら、行けよ。」


「でも・・。」


「正直になれ。


奈緒も知ってるだろ、意地張ったり、相手の気持ちを考えたり、自分を守ったり・・そりゃ生きてりゃいろんなことがあるさ。


でも、分かれ道でどうしてもどれかを選ばなきゃいけない時は、自分の気持ちに正直になって行く道を選べばいい。


俺は、ここで見送るよ。」


「でも、私・・。」


「俺のことを心配してるのか?


俺は大丈夫。


投げやりになって言ってるんじゃない。


奈緒、ずっと変わらないから。


大切に思う気持ちは変わらないから。


さあ、アイツが待っている。」


リュウの言葉に背中を押されて自分の手で車のドアを開け、車を降りる。


深く息を吸う。


ゆっくり吐き出す。


リュウが左手を差し出す。


奈緒も左手を差し出す。


かたく握られたその手の温もりを感じ合う。


いつもと違う別れ方。


これでサヨナラだと二人は知っていた。


恋が終わった瞬間。


言葉もなく見つめ合う。


そしてリュウに背を向けた。


奈緒がゆっくりと歩き始める。


その姿をじっと見つめるリュウ。




~ずっと変わらないから


 大切に思う気持ちは 変わらないから~                (終)

目を覚ました奈緒は傍にいるリュウの髪の毛をなでながら言った。


「リュウ、ごめん。」


浅い眠りの中でその声を聞いたリュウは迷っていた心に告げた。


奈緒はアイツに任せると・・。


最初、奈緒が誰かを好きになるまでの間・・、そういうつもりだったのだ。


そして奈緒は津田優斗を好きになった。


それだけのことだ。


大丈夫、俺は大丈夫、暗示をかけるように何度も繰り返す。




「奈緒、目が覚めたか?」


「私、どうしてここに?」


「アイツが奈緒を抱きかかえてここに連れてきた。


隣の部屋で眠ってるから安心しろ。


朝飯食ったら帰るぞ。」


笑顔を見せながらそう言うと部屋を出て行った。


ゆっくりとベッドから起き上がると少し頭がぼんやりしていた。


冷たい水で顔を洗うとしっかりと目が覚めた。


優斗が眠っているという部屋の前までやって来るとノックをした。


まだ眠っているのだろうか。


ドアを開けて近づく。


優斗はまだ眠っていた。


その頬に触れてみる。


不意に奈緒の手は掴まれる。


目は閉じられたままだが優斗の声がする。


「奈緒なの?」


「うん。」


「ゴメン。」


「うん。」


「目を開けても大丈夫かな?


消えたりしないよね。」


「うん。」


優斗の手に力が入る。


目を開けるとそこには奈緒の笑顔があった。


じっと見つめると奈緒の瞳の中に自分がいる。


思わず抱きしめる。


「朝食の用意をしてくださってるって。


私は、先に行ってるね。


優斗も顔を洗ったら来てね。」


奈緒はそう言うと部屋を出た。


「おはようございます。


よく眠れたか?」


いつもと何も変わらないリュウ。


「こちらにどうぞ。」


奈緒の隣の席に案内される。


「飯食ったら帰るからな。


俺の車で一緒に・・、いいな。」


断ることが出来ない雰囲気。


困っているところを助けられ、こうやって一晩泊めってもらって、食事まで・・。


二人はそれに従う。


「はい。」

「奈緒、俺はそれでもいいよ。


あの人のことを好きでも。」


「イイわけないじゃん。


そんなのダメに決まってる。


ねえ、津田君、帰ろう。


みんな心配して・・。」


奈緒の声が弱くなる。


「奈緒・・、奈緒・・。」


その場に倒れてしまった奈緒を見つめながらどうしたら良いのかわからず立ちつくす。


どうしよう。


この寒い季節にしかもこんな場所に人が通ることを期待できそうにない。


何とか背中におぶって一歩一歩道路へと進む。


そんな時、見覚えのある紺色のBMW。


「おい、早く乗せろ。」


優斗は言われるままに奈緒を車に乗せる。


「何してる、お前も早く乗れ。」


「はい。


ありがとうございます。」


それっきり二人は言葉を交わさない。


「さあ、ここだ。


中へ。


奈緒をしっかり抱きかかえているのは優斗だった。


「安江さん、先生は?」


「すぐに来られます。


お部屋の準備はできていますからどうぞ。」


「ありがとう。」


奈緒をベッドに寝かせた頃、先生はやって来た。


心配そうにドアの外で待っている二人の顔を見ながら言った。


「大丈夫ですよ。


少し休めば元気になります。


ただ、無理はさせないでください。」


「ありがとうございました。」


二人は丁寧に頭を下げる。


長い間この家に出入りしているそのドクターはリュウが幼い頃から世話になっている。




「ちょっといいか?」


そう言ってリュウはリビングのソファーに座るように優斗に言う。


「何をやってるんだ、お前は・・。


お前のことで奈緒は泣いてばかりだ。


それでも、お前のことが好きだと俺に言ったよ。


俺も、正直どうすればいいのか迷っている。


未練タラタラでどうしょうもないよ、この俺が・・。


例えば、『私のことはもう忘れて・・。』って女が言ったとする。


そん時の本心ってどっちだ?


そう言う女の後を追ってきて欲しいのか?


それとも本当に忘れて欲しいのか?


お前はどう思う?」


「そんなこと・・、考えたことありませんよ。


誰かと付き合ったのは奈緒が初めてです。


俺にとって奈緒は完璧な女です。


奈緒の言葉にどれだけ元気をもらったか・・。


奈緒の言葉で背中を押されたこともありました。


文句の言いようのない彼女でした。


それなのに、俺が別れたいと言った。


奈緒はそれをすんなりと受け入れました。


俺の決心が固いことを知っていたからですね、きっと。


考えて迷ってやっと決めたその決心も、今じゃ間違っていたってことなんですけど・・。


情けないです、自分が。」


「自分がわからないってホントに厄介だよな。」


リュウはしみじみとそう言う。


「今日はここに泊まれ。


そして、お前を探している奴らにはちゃんと連絡しとけよ。


『無事だから心配しなくていい。』ってな。」


「俺までここに居ていいんですか?」


「お前がいないと目を覚ました奈緒が心配する。


明日、一緒に戻ろう。


この部屋を使うといい。」


そう言うと奈緒の隣の部屋を案内する。


広い屋敷、お手伝いさんの存在。


初めて奈緒がここに来た時に感じたようなことを優斗も今感じている。


一日振りに横になると案外すんなりと眠りに落ちた。


そんな時、リュウは奈緒の眠っているベッドに腰をおろし手を握り見つめていた。


(奈緒・・、俺はどうすればいい?)