今日、梅雨明けしました。


外は暑くて太陽ギラギラです。


海に山に・・と言う人も多いでしょうけど、暑いのが苦手の私は家で休むことにします。


先日、一足先に愛犬と海に行ってきましたが・・お互いぐったりでした。



物語がしばらく休みますので・・ペタは閉じておきます。






『想い』  長い間のお付き合いありがとうございました。


こんな終わり方・・私らしい?


今度ははっきりした最後を書いてみるのもアリですね。




後悔ばかりの学生時代 でも戻ってやり直すことはできないからずっとモヤモヤしたまま。


こういう気持ち・・私だけかな~??


だけど、変わりたいと思ってもなかなかそう上手くは行かない。


あの頃に戻れたら・・そんな思いと、戻っても多分同じだろうという思いと半々。



たった一度の人生、思い通りに突っ走れたら・・そんな風に生きる覚悟もないまま、時間は少しずつ・・でも確実に流れている。


テレビドラマを見ながら・・こんなこと私の身の回りには起きないな~なんて思ってみている。


でも・・現実でない世界ではそれくらい現実離れした設定もアリですよね。


ドキドキ、ハラハラも少しだけ大袈裟なくらいがいいかもしれません。


自分勝手な世界に入り込んで取りつかれたように書き続けました。


今、頭の中は真っ白です。


しばらく物語はお休みしようと思います。





ドイツに戻ると当たり前のように沙耶を受け入れてくれる場所がある。


忙しい毎日。


走り回り調べたことを夜遅くまで整理する。


疲れてるはずなのに気持ちは軽くて違う自分になった気がした。


そんなある日、沙耶は馨の訪問を受けていた。


「沙耶、居るのか?


俺だよ、馨だよ。」


「馨・・。」


ドアを開けると同時に馨の胸に飛び込んだ。


「沙耶、何かあったのか??」


「何も・・。


ただ、馨に会いたいな~って思ってたところに馨が訪ねて来てくれたから嬉しいの。」


知らない人が見れば、ステキなカップルに見えるだろう。


兄妹でないとわかっても、恋人になれるから・・そういう問題ではない。


二人の距離は恋人になるには、もう近すぎる。


そのことを馨も沙耶も口にはしないけれど感じていた。


今は、お互いを思い合う心があるだけだった。


これまでと何も変わらない二人がいる。


知りたくなかったとあれほど思っていた事実も、受け止めて歩き出すことが出来た。


「私の初恋は馨だったのよ。


馨のお嫁さんになりたいと思っていた。


考えてみると、あのたった一つが私の夢だったのかもしれない。


それから私は夢を持ったことが無い。


あれがたった一つ、私の夢だった。」


沙耶はずっと昔を懐かしむように言った。


「そんな話、今初めて聞くぞ。


気づかなくて悪かったな。


あそこまで時間が戻ったら、俺たちは一緒に歩いていけたのかもしれないな。」


「馨はいつも私の近くにいてくれた。


それで十分。


自慢の兄貴なわけだし・・。」


「沙耶、アイツのことはもういいのか?


やっぱり好きなんだろ?


無理しないで素直になって、アイツとやって行くのも幸せになる道かもしれないんだぞ。」


「好き、今でも。


だけど、それだけ。


今は、それだけなんだ。


あの頃はそうじゃなかった。


好きって気持ちは同じだけど、心の奥に重いモノが残ってた。


今にしてみれば、あれが私を引き留めていたんだと思う。


臆病な心。


だけど、今はそれが無い。


人を好きになることを幸せに感じられる自分がいないと、前には進めないからね。


前に、前に・・と思う心の裏側で、いつまでもあの時間の中にいたいと思う心が働いていたんだ。


だから、隼人のことはもういいの。」


「そうか、沙耶がイイなら、俺は何も言わない。


お前が無理して笑ってるんじゃなかったら、俺はそれでいい。」




「馨、乾杯しよう。」


「何に?」


「う~ん、何でもイイじゃん。」


「沙耶、オマエってヤツは・・。


何かよくわからないけど、まあいいか。」


「乾杯。」


「乾杯。」



                    (完)




おはようございます。

朝から暑いです。

冬の間、寒くて眠れなかったことはなかったけど、夏は暑くて目が覚めます。

今日は祝日で少しはゆっくり寝ていてもいいのに・・。

首にタオルを巻き掃除機をかけてる姿・・誰にも見られたくない~。

でも、早起きしたからこれから時間がたっぷりあります。

沙耶はその足で志保のところに向かっていた。


「志保、いろいろありがとう。


夜の便で発つから。」


「アッと言う間だったね。


また帰っておいでよ、いつでも・・。


出発までまだ少し時間があるけど、どうする?


ちょっと待って、誰か来たみたい、」


「こんにちは、沙耶来てますか?」


「はい、上にいますよ。


どうぞ。


沙耶、馨さんよ。」


志保は下から大声で知らせた。


返事は無かった。


志保はコーヒーを入れていた。


二階に上がった馨が降りてきて言った。


「寝てるみたい。」


「えっ、さっきまで話してたんですけど・・。


じゃあ、寝かしておきましょう。


時間はまだありますから。」




「志保ちゃん、沙耶はこれで良かったのかな?


これでスッキリしたのかな?


沙耶の気持ちもわからないが、アイツの気持ちはもっとわからない。」


「私は、沙耶の気持ちが少しだけわかるんです。


あなたみたいなお兄さんがいたら、その辺の男なんて好きにならないと思います。


そんな沙耶が初めて好きになったのが、彼です。


好きだって気持ちだけで十分で、遠くから見てるだけで十分で、そんな恋をしていたんです。


沙耶のことが好きだという男子も大勢いたけど、彼だけを見ていました。


いつだったか、馨さんとのことが噂になったことがありました。


その時も沙耶は否定もしないで笑っていました。


彼以外の人じゃダメだったんですね、きっと。


それほどまでに好きだった人を簡単に忘れるなんて出来ないと思います。


それも気持ちを残したまま・・。


二人がどんな話をしたのか聞いてはいませんが、沙耶は気持ちの整理が出来ると思います。」


「ありがとう、志保ちゃん。」




階段から沙耶が降りてくる音がする。


「そろそろ行くね。


志保、ありがとう。」


「空港まで一緒に行くよ。」


馨がそう言った。


「ありがとう。


でも、一人で行きたいんだ。


もう一度、空港からやり直したい。


隼人から逃げるようにしてドイツに向かったあの場所に立って・・。


だから、ゴメンね。」


沙耶は晴れ晴れとした笑顔を、心配そうに見つめる二人に向けた。




七年前のあの日、ここからドイツに向かった。


そして今日、またこうしてここに立っている。


将来の目標が見つけられずに、追いかける何かも持たず。


あの時と同じだ。


だけど、たった一つ、たった一つ、あの頃と違うモノがある。


隼人への気持ち。


捨てられない思いを抱いたまま、ここにいるんじゃない。


届けたくて仕方のない想いは伝えることが出来た。


苦しいほどの思いを伝えたことで訳のわからない期待も消すことが出来た。


沙耶が自分らしくあるためには避けることのできない場所・・。


それが隼人だった。


これで進める。


自分の全てで向かって行ける。


仕事も恋愛も・・、何かから逃げてるんじゃなくて前に進める。


やっと・・今。


そう、この場所から。

誰かに何かを言う時 自信いっぱいなのに


いざ自分のこととなると 全くダメな人


そんな人・・いるよね~


多分私もその中にしっかりと含まれている


いつもと違う


もう 何カ月も思っているのに


引出しから健康保険書を出して 車に乗りることが出来ない




多分 何でもない


多分 もうすぐ治る


大変なことになってるわけがない


・・私には そんなこと巡って来ないようになってるはずだから




面倒なそのことが 向こうに見えた時


私は いつもそう思う


・・私には そんなこと巡って来ないようになってるはずだから