この人との出会いは 彼が運んできた


自分の好きな音楽について 目をキラキラさせて話す姿


いつもの彼とは印象が違った


「これ聴いてみて・・」


1枚のCD-Rには15曲の世界が詰まっていた


「全部聴き終ったら これを読んで・・」


2枚のレポート用紙には ギッシリと彼の言葉が綴られている


「これは僕の気持ちだから・・


ただ 伝えたかったんだ」


次に彼に会ったのは・・ 


マンションの前でタクシーに乗り込もうとしていた時


遠いところに引っ越すのだと・・



あれから長い長い時が過ぎた


彼からの贈り物は今もこの胸に


私のことなんて 忘れてるよね・・きっと


そして私は この人の音楽を今 追いかけている