JWを離れて10年たった今でも、ずっと心の中にある聖書の言葉を紹介したいと思います。

 

私はサラリーマン生活30年の人間です。

正直家族養えるぐらいの給料は余裕でもらっています。

洗礼をうけたのは、学校卒業後でしたので、開拓奉仕などをしたことがなく、JWをしながら、ある時には会衆内の人に後ろ指さされながら、ずっとサラリーマンの2足のわらじを履いて生きてきました。

 

この社会で成果を得るにしても、私と会社にいる同僚とはそこまでに至る動機が違う。

いつもそのことを痛感しながら生きてきました。

みんなと同じ闘争心や、同じ考えを抱けない。

でも成果を得る仕事をしないといけない。

わたしは周りの中で変わった人間でした。

 

このような厳しい状況の中で、聖書の言葉抜きには私は何の信念もないふぬけな人間になってしまいますので、いつもこの言葉だけは自分に言い聞かせて仕事をしていました。

 

コロサイ3章12節

「人を喜ばせようとする者のように,目先だけの奉仕をするのではなく,誠実な心で,エホバを恐れつつ仕えなさい。」

 

さんざん転勤の憂き目にもあいましたし、この文章を読んでくださる方は分かると思いますが、私は頭の良い人間ではありません。しかし、この言葉を思いに刻み30年サラリーマン生活をしてきました。人の見ていないところでも、仕事に必要な知識を得るための努力もしました。JWであることを侮られたくなかったからです。

 

今は体調が悪くてそんなに働けないけど、30代のころコツコツと頑張ったある技能で仕事をしています。

その技能を持っている方々は定年退職してしまい、今現在私だけになりました。

体調が悪くて、パフォーマンスは下がっていますが、渡りに船と言いましょうか。

一人勝ちして救われています。

聖書の言葉を借りれば、「私が弱い時、私には力がある」という感じで何とか仕事してます。

 

様々なご事情のもとJWから離れられない方もいらっしゃると思いますが、JWは可能であれば離れた方がいいと確信しています。

今は神様の事はぼんやりとした輪郭でしかありませんが、今もこの言葉を胸に刻んでいます。

聖書には人の心を奮い立たせる、良い言葉も載せられています。